先日の那珂川町探訪にて知った
「那珂川では昔、金が採れた」話
(参照:第297回 ~黄金の国ジパング~那珂川町探訪(2) の巻)
気になっていたところに、ちょうどいい企画展が!
ということで、やってきたのは大田原市。
なす風土記の丘資料館 湯津上館
現在は大田原市ですが、元は湯津上村でした。
↑手書きで「村→市」って直してある案内板が良い感じです。
よく見ると、直しきれてないけど・・(ノ∀`)
それにしても、この資料館の周りには、古墳がいっぱいありますね。
その中でも「那須国造碑」は
日本三大国碑の1つで国宝に指定されている重要文化財です。
今度こっちもじっくりまわってみようっと。(´∀`)
ここで開催中の企画展
「那須のゆりがね~産金の歴史~」
を見に来ましたよ。
入場料は大人100円。
同じ名前の「なす風土記の丘資料館」でもう一つ「小川館」も
当日中なら同じ入場券で入れるそうです。
が、この日は断念。
入って驚いた!
この資料館・・・
キャラクターが多すぎます!!
なす風土記の資料館のホームページを見てみると、
このキャラクターたちは「なす風土記絵匠(えだくみ)の会」という
若者グループが制作しているキャラクターたちなんだとか。
那須与一が射った“扇の的”までキャラになっているとは!!
あなどれませんよっ。(°Д°;≡
さて、企画展。
撮影は禁止なので、とりあえず入り口。
まー、またこれマニアックなことに、観覧客うちらしかいねぇ。(爆)
・・・いいんです
いいんですよ~ゆっくり見れて。(;´▽`A“
内容は
○日本人と金
…埋葬されていた金銅製品などの展示
○鉱山開発の発展
…戦国~江戸あたりの産金の歴史
○近現代の鉱山開発
という感じでした。
那珂川町以外にも県内の産金地のことも書いてありました。
「篠井金山」…宇都宮でも金が採れたのか?!驚き。
「西澤金山」…日光市(旧栗山) 明治~昭和のあたりに、盛んに採掘されていたらしい
注目していた那珂川町(馬頭地区)の産金の歴史も
いろいろ詳しく展示してあったので、興味深かったです。
特に、「馬頭地区の金山跡」の調査は、
この企画展のためにわざわざやったもの(!)のようです。
1つ1つの坑口跡の写真が展示されておりました。
が、
残念なことにそのほとんどが埋没しているという結果でした。
・・まあなんとなく察してはいたけど。
埋没してなかったら、もっと金で観光地化されてたってことだろう。
最後に一言
「私的調査での入坑は絶対に避けて頂きたい」
・・・(ノ∀`)ですよね。
そう思うと、足尾銅山はいまだに坑内を見学できるんだから、
よっぽど出たんだろうな~と感心してしまう。
オールカラー、この紙厚で400円は安かろうに・・・。
○なす風土記の丘資料館 湯津上館
http://www.nasufudoki.com/
栃木県大田原市湯津上192
TEL.0287-98-3322
開館時間/午前9時30分~午後5時(月曜休館)
大人は100円