宇都宮市(名所・旧跡・社寺仏閣)

第558回 不動前通りブラブラ の巻(前)

予告してだいぶ経ってしまいました。

もみじ通り蓬莱大黒通りにつづき

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り


平成通りから東京街道に抜ける「不動前通り」を



足跡足跡足跡足跡  ひばらさんの栃木探訪-ブラヒバラ



です。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り


今回は、東京街道の「不動前交差点」のほうから歩いてみました。


東京街道と書いてある道路は、
一応「日光街道」ってことにもなってるのですが、

旧「日光街道」はこちらの
不動前通り~蓬莱大黒通り~材木町通り~宇都宮地方裁判所
を通るルートだったみたいです。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り


だからこちらが、旧日光街道。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り


この分岐の交差点に
通りの名前の由来でもある「不動堂」が祀ってあります。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り

中には石製の不動明王が祀られておりました。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り

案内板も立ってます。


江戸方面から来る旅人にとっては、
宇都宮に入る目印となっていました。

不動堂は初め、この場所より東方にありましたが、
後にここに移されました。

今でも不動前という地名があるのは、
この不動堂に由来するものです。



とのこと。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 古地図


江戸時代の古地図を見てみたら、
たしかに、現在よりもうちょっと東の方に「不動」という文字を発見。

そして、不動前通りと旭陵通りはあるけど、
東京街道はないですね。

昔は宇都宮城内を迂回したルートになってたんでしょうね。

それと、赤く塗られたところは、全部お寺です。
この辺は宇都宮城を防衛するために、
たくさんお寺が建てられていたエリアだったみたい。
ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通りひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り


それよりも、クロネコヤマトの宅急便の入り口に立っていた
巨大クロネコ君の方が気になるお年頃・・。

最初着ぐるみかな?と思ったけど、
近づいてみたら紙で作ったハリボテでした。(笑)
(それでもこのデカさはすごい!)


ちなみに調べてみたけど、
このキャラクターの名前は・・「クロネコ」君らしい。
白いのは「シロネコ」ちゃん。


へ~。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り

東武線の高架下をくぐると、待っていたのは・・

誘惑のトライアングル!




ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通りひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り

「焼きそばキング」さん。
ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通りひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り


人気の揚げ物屋「樋口精肉店」さん(←仮店舗らしい)、

そして、天ぷら・お惣菜の店「丸信」さん。


きっとここの近所に住んでいたら、ローテーションしてしまうだろう・・



ちなみに、別日
「樋口精肉店」さんに行った時に見つけたのが

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り


↑カメ!カメカメ

揚げ物を待っている時に、
なんか隣で「ガサゴソ音するな~」と思って下を見てみたら、

カメがいました(笑)






で、その誘惑のトライアングルを抜けるとあるのが、


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り

これまた旧跡。

「蒲生君平勅旌碑(がもうくんぺい ちょくせいひ)」
がありました。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り


あの“寛政の三奇人”蒲生君平先生の功績を称えた碑らしい。

(↑「奇人」とはおかしな人という意味ではなく、優れた人という意味です。f^_^;)


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 不動前通り
「この地が蒲生君平の里である」という碑を、
宇都宮宿の入り口であるここに建てたようです。



ちなみに蒲生君平先生関連の場所は
他にもいろいろあるので、参考に・・

祀った神社とか
第108回 伝説の相撲レスラー の巻

お墓とか
参照:謎の旧跡-宇都宮の七水を探して(6)池の井






ひきつづき、不動前通りをブラブラします。



(後編へつづく)