益子町

第1589回 益子「いちご祭り」のいちご歴史新聞で「日光いちご」の謎が解けた

 

前回よりつづき。

 

 

 

イチゴの食べくらべや、じゃんけん大会などで盛り上がっていた

道の駅もてぎの「いちご祭り」。

 



 

食べくらべの後も、

アンケートに答えたら、イチゴを無料でいただけたり、

本当にイチゴ大盤振る舞いのイベントでした。

 

 

 

 

そんな中、なにげなく配布されていた

 

「益子町のいちご歴史新聞」。

 


家に帰ってから読んでみたけど、これがすごい興味深い内容でした。

 

 

益子の農業の変遷(葉タバコ〜イチゴへ)からイチゴ生産のきっかけ、

生産されていた品種の変遷など、

なかなか今まで聞いたことのない内容のものでした。

 

初めて益子町内で生産されたイチゴは、アメリカ原産の品種の「ダナー」とのこと。

 

ダナー・・なんて聞いたことなかった!

 

 

 

その後、昭和33年に戦場ヶ原で高冷地育苗が始まり、

栃木県産いちごの認知を高めるために作られたのが、

「日光」と冠した「日光いちご」だという。

 

 

・・日光いちご!

 

 



 

以前、栃木県庁でやっていた国体の特設資料コーナーに見た、栃木県の昔の観光マップ(昭和55年の「栃の葉国体」当時)に「日光いちご」という名称があったのです。

 

参照:
 

 



 

なんで真岡・益子あたりで「日光いちご」?? と思っていたんですが、

いちご歴史新聞を読んで「日光いちご」の謎が解けました。

 

その当時に生産されていたイチゴのブランド名だったのですね。

 

 

私が知っているのは「女峰」(昭和60年〜)あたりで、「とちおとめ」は平成8年からの品種だから、それ以前は「日光いちご」という名称が栃木県産いちごとして売り出されていたのだなぁと。

 

 

道の駅ましこのFacebookにもこの新聞はアップされていたので、興味がある方はこちらからお読みください。

 

 



 

 

○道の駅ましこ

栃木県芳賀郡益子町長堤2271
 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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