祖母井←うばがい
って、最初はなかなか、読めないですよねぇ・・(´・ω・`)
ということで、
今回はそのルーツを探るべく、またワンダー芳賀町へ調査に。
訪れたのは、祖母井神社。
「道の駅はが」からちょっと行き、祖母井交差点のところにあります。
↑時代劇作家・川口松太郎ゆかりの神社らしい。
すみません・・しりましぇん・・。(^o^;)
調べたら、第1回の直木賞作家さんだそうで。
↑なんだか、参道はベンチで休憩ができるようになっている・・
↑こちらの神社は、縁結びの御利益があるらしい。
「縁むすびの石」(恋占いの石)というものがありました。
↑この南の石から北の石の間を、目を閉じて歩けたら、縁が結ばれる・・らしい。
一応、やってみました。f^_^;
一人でやるむなしさ・・・( ̄Д ̄
ま、あまり遠くないんで、出来ちゃったんですけどね。f^_^;
なんかいいことあるかなぁ~・・・。
後ろには、立派な彫刻のある本殿がありまして、
屋根で囲って保護してありました。
が、「祖母井」の由来に、これといった手がかりはなし。
次に向かったのは、こちら。
↑姥が池ロマン公園
“うばがいけ”ですよ。もうここが決め手でしょう?
お~!! (*゚.゚)ゞ
↑うばイタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
ちょっと、なまめかしい(///∇//)“乳母”の像がありました。
これは「勝道上人と姥之像」というものでした。
そして、これが↓
↑姥が池
日光を開山したお坊さん「勝道上人」という人は、真岡市で生まれ、
その人の乳母(母親に変わってお乳をあげる人)が、
ここの池の水を産湯(うぶゆ)に使ったと言われているようです。
だから、この池の名前が“うばがいけ”なんですかねぇ。
↑樹齢800年ぐらいの大きな杉があったようです。
昔から落雷の火災で穴が開き、それでも立っていたようですが、
平成16年に倒れてしまったそうです。
湧き水でできているものらしいのですが、
干ばつになっても、豪雨になっても、1年中この水位と維持するという、
不思議な池。
「池」なのかなあ? 形も、木が入り組んでいて不思議な場所ですね。
「泉」って感じです。
ということで、調査結果。(`・ω・´)ゞ
祖母井の“祖母(うば)”は、
“乳母=うば”だということが分かりました。
“祖母=おばあちゃん”ではなかったわけですねぇ!!
(てっきり、おばあちゃんを想像していました。)
あとで、辞書で「うば」を調べてみたら、
「乳母」も、「姥」も、「祖母」も、“うば”と読むようです。
が!!
意味を調べると
「乳母」と、「姥・祖母」とでは、ニュアンスが変わってきます。
「乳母」は、
母親に変わってお乳をあげる人
の意味で出てきますが、
「姥(祖母)」では、
としをとった女。老婆。老女とか、そぼ。おばあさん。おばば
などで出てきてしまいます。
・・・あれれ?(@_@)
というワケで、持論ですが、
「祖母井」が「乳母井」じゃない理由は・・、
そっちのが、エロくなさそうだから?!
・・・あると思います。
○祖母井神社(うばがいじんじゃ)
栃木県芳賀郡芳賀町祖母井749
○姥が池ロマン公園
栃木県芳賀郡芳賀町祖母井1622
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