芳賀町

第186回 乳母が祖母になった理由 の巻

祖母井←うばがい


って、最初はなかなか、読めないですよねぇ・・(´・ω・`)


ということで、
今回はそのルーツを探るべく、またワンダー芳賀町へ調査に。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 芳賀町祖母井


訪れたのは、祖母井神社

「道の駅はが」からちょっと行き、祖母井交差点のところにあります。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 芳賀町祖母井

↑時代劇作家・川口松太郎ゆかりの神社らしい。

すみません・・しりましぇん・・。(^o^;)

調べたら、第1回の直木賞作家さんだそうで。





ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 芳賀町祖母井


↑なんだか、参道はベンチで休憩ができるようになっている・・



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 芳賀町祖母井


↑こちらの神社は、縁結びの御利益があるらしい。


「縁むすびの石」ラブラブ(恋占いの石)というものがありました。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 芳賀町祖母井


↑この南の石から北の石の間を、目を閉じて歩けたら、縁が結ばれる・・らしい。


一応、やってみました。f^_^;


一人でやるむなしさ・・・( ̄Д ̄
汗

ま、あまり遠くないんで、出来ちゃったんですけどね。f^_^;
なんかいいことあるかなぁ~・・・。猫村1

後ろには、立派な彫刻のある本殿がありまして、
屋根で囲って保護してありました。



が、「祖母井」の由来に、これといった手がかりはなし。





次に向かったのは、こちら。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 芳賀町祖母井


↑姥が池ロマン公園


“うばがいけ”ですよ。もうここが決め手でしょう?




お~!! (*゚.゚)ゞ




ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 芳賀町祖母井

うばイタ━━━(゚∀゚)━━━!!!



ちょっと、なまめかしい(///∇//)“乳母”の像がありました。

これは「勝道上人と姥之像」というものでした。




そして、これが↓


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 芳賀町祖母井


↑姥が池



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 芳賀町祖母井



日光を開山したお坊さん「勝道上人」という人は、真岡市で生まれ、
その人の乳母(母親に変わってお乳をあげる人)が、
ここの池の水を産湯(うぶゆ)に使ったと言われているようです。


だから、この池の名前が“うばがいけ”なんですかねぇ。




ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 芳賀町祖母井


↑樹齢800年ぐらいの大きな杉があったようです。

昔から落雷の火災で穴が開き、それでも立っていたようですが、
平成16年に倒れてしまったそうです。




ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 芳賀町祖母井
↑この池、「弁天池」といわれているようで、
湧き水でできているものらしいのですが、
干ばつになっても、豪雨になっても、1年中この水位と維持するという、
不思議な池。

「池」なのかなあ? 形も、木が入り組んでいて不思議な場所ですね。

「泉」って感じです。


ということで、調査結果。(`・ω・´)ゞ


祖母井の“祖母(うば)”は、
“乳母=うば”だということが分かりました。

“祖母=おばあちゃん”ではなかったわけですねぇ!!
(てっきり、おばあちゃんを想像していました。)


あとで、辞書で「うば」を調べてみたら、

「乳母」も、「姥」も、「祖母」も、“うば”と読むようです。



が!!


意味を調べると
「乳母」と、「姥・祖母」とでは、ニュアンスが変わってきます。


「乳母」は、
母親に変わってお乳をあげる人
の意味で出てきますが、


「姥(祖母)」では、
としをとった女。老婆。老女とか、そぼ。おばあさん。おばば
などで出てきてしまいます。


・・・あれれ?(@_@)



というワケで、持論ですが、


「祖母井」「乳母井」じゃない理由は・・、

そっちのが、エロくなさそうだから?!




・・・あると思います。天津木村




○祖母井神社(うばがいじんじゃ)
栃木県芳賀郡芳賀町祖母井749

○姥が池ロマン公園
栃木県芳賀郡芳賀町祖母井1622

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