日光市

第286回 なんだ坂こんな坂in日光 の巻(1)黒部西川線編

マニアック栃木探訪部に入部する際、
「栃木のマニアックスポットを教えて下さい」という
質問事項を入れてあるのですが、

その回答でけっこう多いのが、山道なのです。


確かにそりゃ~マニアックですよねぇ・・・


山もマニアックだけど・・・道だもん、道。(´∀`)


特に通りのない山の道路といふのは・・マニアックの極み!







ということで、湯西川にオーロラを見にいった帰りに、
天気もいいので、山道で帰ってみることにしました。



通ったルートは以下の通りです。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 日光

(日光周遊マップ~はじめまして日光です~より)





ルートといたしましては、

湯西川温泉温泉まぁくーー(黒部西川線)ー(川俣温泉川治線)ーー川俣温泉温泉まぁく
そして、

川俣温泉温泉まぁくーー(山王道路)ー光德牧場ー(国道120号)ー中禅寺湖とり
そして、

中禅寺湖とりーー(中禅寺湖スカイライン(中宮祠足尾線))ーー半月山山
です。



ああ、書いててもうマニアックです。(-“-;A



長くなりそうなので、

その(1)は、湯西川から栗山をゆく黒部西川線(県道249号)です。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線


落石注意の看板が光りますね。


いつもこの看板の図柄を見て思うんです。
この三角の山のカタチから、あの丸い落石があったらもう“終わり”だよなって。
“落石注意”じゃなく、もう“落石警報”です。

「風雲!たけし城」のでっかいごろごろした石とか、途中で落ちてきませんように・・。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線

湯西川温泉市街をぬけ、いざスタート。



道は、すべて舗装されていたので安心でしたが、
ところどころ細くなっているので、
対向車が来たときは譲りながらの走行となります。


といっても、対向車は数えられるくらいの数でしたが・・・。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線
三河沢ダムの看板。
道路からは、ダムの姿は見えず・・。

右側に車両通行禁止の道路があり、
そこから徒歩で歩いていくと20分ほどでダムがあるそう。
(参考:ふむふむさんの「ダム浪漫」より)
ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線


↑道に沿って川が流れています。

なかなかいい眺めです。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線


↑ここの道路は、冬の間は閉鎖されてしまう上、
夏でも降水量が多いと通行止めになってしまいます。


空は、とりあえずからっと晴れてるし・・今日は大丈夫だろう。



しばらく行くと

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線

↑切り株のようなへんな碑が立っていた。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線

「勝訴証拠 記念林の碑」だと・・・(@_@)

なんじゃそりゃ。こんな山奥で裁判ですか?!


あとで調べたら
昔(明治時代の頃)ここらの山林を、
国のものにするか村のも
のにするかで争って、村が勝った際に
立てられたものらしいです。

(「国有林野下戻訴訟事件」で検索してみてください)



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線

道はしばらく、もりもりとした緑を上がったり下ったり。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線

トンネルも、うにゃり。


こんなところで対向したくない。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線

分岐点に到着。


ここで写真でも?と車を降りようとしたら、

でっかいハチだかアブだかがうようよしていて、即退散。すずめすずめすずめ



どうやらワタクシの車のカラーは、彼らにとって敵らしい・・。(´д`lll)


車を停めた途端、カッツンカッツン攻撃して来るのです。

これだから夏山は怖い・・(x_x;)




ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線

こっからは下りが多かったです。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線

途中で「水芭蕉の里」を発見!

その名も「ドロブックル」

キャンプ場になっていました。いいなぁキャンプも。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線


↑土呂部ダム

小さめののどかなダムでした。




ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 黒部西川線
ここから、川俣温泉方面を目指します。


それにしても、いい天気・・・てか暑い・・・





(2)へつづく