2011年も無事開催できた山あげ祭、
今年は夜見にいってみました。
夜の公演はまだ見たことがなかったので、
楽しみー。
観に行ったのは金曜日の夜、
仕事帰りに烏山へ~
なんとか最後の公演の時間には間に合いました。
さて、会場はどこだ。
山あげの舞台は、街じゅうのいろんなところに移動するのです。
あった、山!
舞台裏から来てしまいました。
烏山特産の和紙で作られた山。舞台セットの一部です。
これを立てる(上げる)から、“山あげ”と呼ばれるんですね。
夜はライトアップされてまた違う印象。
今年の山は多色でキレイですね。
あ、今年のガマちゃんさっそく発見!
なんだか“ゴジラ”にそっくり!?
左から、おととし、昨年、今年のガマちゃんです。
ワタクシって、こういう手作り風味のハリボテ、
ホント好きなんだな・・(←自己分析)
今年の当番長は「仲町」です。
山あげ祭は6つの地区は持ち回りで当番町をやるみたいなのですが、
この仲町さんは、中でも一番世帯数の少ない地区なんですって。
なんとか舞台前に到着。
着いたときは、ちょうど「戻橋」のクライマックスが終わったところです。
舞台移動はなし。
←うすいさん、発見!
Ustreamで、山あげ祭を
生放送配信されていました。
すごい試みです。
ここで配信されてたんですね。
お疲れ様です。
舞台では、「梅川」が始まりました。
これは初めてみる演目でした。
山を使わないシンプルな舞台。登場する小さい子たちがかわいい~。
近くでお囃子が聞こえたので、行ってみることに。
屋台が一同に会し、お囃子合戦(ブンヌキ)していました。
激しい!熱い~。
最初にあらすじの講釈が入ります。
「将門」(パンフレットより)
平将門滅亡の後、その娘、滝夜叉姫(たきやしゃひめ)は、
ガマの妖術を使って再興を図ろうとします。
討伐に来た大宅太郎光圀(おおやのたろうみつくに)を
色仕掛けで味方に引き入れようとしますが、
見破られて立ち回りとなります。
↑これをざっくり頭に入れておけば、
しゃべる言葉は分からなくとも、なんとなく状況把握できます(^▽^;)
滝夜叉姫、ガマに乗って登場~!
目が光っているガマちゃん。夜だと迫力があります。
月も出ています。
夜の演出ならではですね。
これも夜公演ならでは。
流れ落ちる滝が花火です。キレイー
前の山はサクラの木に切り返し。
ちいちゃい子たちも出てきた~。
姿を見破られた滝夜叉姫は、早着替え。
ここから立ち回りに。
後ろの山がバターンと切り返して、雷に。
音響も激しい雷。リアルです。
雷鳴とともに、煙幕がモクモク~。クライマックス!
おお。銀テープがバッシャーンと出た!
ガマちゃん、再び登場で〆。
拍手喝采。
○山あげ祭(那須烏山市観光協会HP)
http://park18.wakwak.com/~omotenashi/
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