大田原市

第523回 なまけものさんに会えた の巻

「東野鉄道展」を見に大田原にお出かけした際、
もう一つ立ち寄ってみようと思っていた場所。



「なまけもののパン屋さん」


大田原のほんとに住宅街にポツンとある
しかも、夕方たった2時間だけ開店する
という不思議な(伝説の?)パン屋さんです。

第33回 なまけものを味わう の巻以来、実に2年ぶりの訪問でした。


なまけもののパン屋 無人販売

その時は、なまけものさんに会えなかったんですよね・・。


今日はお店やってるのかな?

なまけものさんのことだから
年の瀬だし、もうお休み入っちゃってるかな? (この日は12/30)

っていうか、果たしてお店はまだあるのかな・・(←おいおい)



余計な心配でした。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 なまけもののパン屋

やってる!!

電気が付いてるーー。

しかも、人影がーー!

もしかしたら、なまけものさんがいるかもー。かもーー!




・・いた。( ´艸`)

いらっしゃいました、なまけものさん。

初めて店主さんに会えました。
なんだか思っていたより気さくな方だ。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 なまけもののパン屋

今日あるパンをひと通り説明をしていただきました。

なまけものさんが焼くパンは、天然酵母を使った素朴なハード系のパンです。

「薄くスライスして、軽くトーストして、無塩バターを塗ったり、
ハムやチーズと一緒に食べるとおいしいです」
とのこと。

「バターは“無塩”バターがおすすめ」とのこと。


もう一つのテーブルには、前には見たことがなかった甘いパンがありました。

「これは、甘いパンです」

との説明。

“甘いパン”!!


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 なまけもののパン屋

で、この2つを買いました。

茶色いのはライ麦パン。4種類のナッツが入っています。
右の丸いのは甘いパン。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 なまけもののパン屋

むふ。


後ろでパンをごそごそ袋に詰める音。


最後に「甘いパンのほうは、2、3日経ってからのがおいしいです」

とのこと。


「じゃあ年明けに食べてみますね」とワタクシ。




車で帰宅中、車内はすごくパンのいい香り。
空腹にはつらいー。


(そういえば、詰めるのにちょっと時間かかってたな~)と
ふと思い出し、
詰めてくれた袋の中身を見てみると・・


買っていないパンのスライスが、2種類入っていました。


はわ~( ´艸`) こっそりサービスしてくれたみたい!



結局、1かけはつまみ食いしてしまいました。
(ので、写真がない)

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 なまけもののパン屋

無事帰宅。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 なまけもののパン屋

生還したパン。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 なまけもののパン屋

サービスしてくれた残りの1かけは、レーズンのパンでした。
外は固いけど、中はモチモチ。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 なまけもののパン屋

ライ麦のパンは、私が好きなガーリックチーズ「ブルサン」でいただきました。

ブルサン、久しぶりに買ったら
塗りやすいなめらかタイプが出たんですね~。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 なまけもののパン屋
で、これが甘いパン。
「年明けに…」と約束したのに、早々に1カット味見してしま
いました。

すごく素朴な甘さで、
パンというか、しっかりした固さのあるケーキのようなパンでした。


「甘いパン」としか説明がなかったけど、あとでホームページで確認したら

「めんどりの鳴く頃に」

という、なんだかとっても情緒的なネーミングのパンだということが判明(笑)。

判明と同時に、そのネーミングをその場で発表しない
なまけもの店主のことを思い出し、その“シャイさ”をまた好きになってしまいました。



というか、久々に
「なまけもののパン屋」さんのホームページ
「今日のこと」をかたっぱしから読んで、

ますます“なまけもの”店主さんが好きになってしまったのでした。



たまに日記の中に出てくる

インド料理屋「あいかけん」のライチさん

が、すごく気になります(笑)。
今度探して行ってみたい。



○なまけもののパン屋
http://www.h7.dion.ne.jp/~n-panya/index.html
栃木県大田原市富士見1-3885-3
TEL.0287-23-6246
営業時間/午後4:15ごろ~18:30ごろ?
※定休日は基本的に月、火曜日ですが、ホームページ「本日の営業」で確認のこと。