イベントが上下しますが、
「きよはら飛山まつり」というイベントで、
のろし実演をやるというので行ってきました。
大震災で崩れた城跡の崖の部分の修復が
もうすぐ終わるということで、
“飛山城跡崖地復旧記念”を兼ねての開催でした。
どこが復旧したかというと
こちらのエリアがやっと入れるようになりました。
たしかに2年前にここに来た時は、
(参照:第651回 とぶひや~とびやま~ の巻)
まだ立ち入り禁止でしたね~。
奥に行くと、鬼怒川と男体山が見渡せます。
入れるようになったエリアには、ちょっとした梅の木エリアがあって
ほころんでいる木もちらほら。
っていやいや、メーンのイベントは
武者行列とのろし上げですよ、奥さん。(←奥さんはのろしには興味ありませんか)
武者行列は、地元の中学生が務めておりました。
兜を着けた人が城主なのかなー。
武者行列のバッグにのろし上げ・・時代が錯綜しております。
戦国時代の方々を前に、平安時代の方々がのろしを上げる
ちょっとしたカオス空間がここに誕生です。
念のため「のろし」の説明をしますと、
以前(参照:第651回 とぶひや~とびやま~ の巻)にも書きましたが
ここ飛山城跡の地は、戦国時代のお城の跡以前に、
もっと古い集落の遺跡も見つかっており、
平安時代に「烽(とぶひ)家」という、のろしをあげる施設があったらしいです。
この「のろし」は、昔の通信手段として使われたもので、
この地域でなにか緊急事態が発生するとのろしを揚げ、
そののろしを見た隣りの地域がのろしを揚げ、
そのまた隣りの地域がのろしを揚げ・・とリレーをやっていって、
都まで伝えたとのこと。
飛山では、
東北地方で活発化した蝦夷の反乱を見張るために
このような施設が築かれたと考えられているそうです。
で、そののろし上げを再現するというわけです。
始まった「のろし上げ実演」も地元の中学生が演じてて、
ちょっとした寸劇風でした。
設営された見張り台から見張り役の人が、ずっと向こうを見ています。
「あ、向こうにのろしが上がったぞ!」(のていで)
「ここでものろしを上げよう」
のろし点火。
もくもくもく。
念のため?なのか2カ所で焚いてました。
実際は大人の方たちが点火していましたけど…
なんだか草みたいなものを燃やしてました。
モクモクモク。
場内だいぶ煙くなってきました。
「上がったぞ~。バンザーイ、バンザーイ」と喜ぶ烽子たち。
(状況的にバンザイなのか分かりませんが)
寸劇終了。(笑)
終了した後もモクモクモクとまだのろしは上がりつづけます。
みんな心配そう。
この日はとちまるくん、そして芳賀町からはがまるくんと、
宇都宮市のミヤリーちゃん、
そして武将枠でうつのミャー国綱くんが登場。
城があるのは宇都宮市だけど、
飛山城は芳賀氏が建てたお城なのではがまるくんなのです。
え、このキャラクターたちに会いに来るのが真の目的だって?
…バレましたか…
○飛山城史跡公園 とびやま歴史体験館
http://st0011.nas931.utsunomiya.nttpc.ne.jp/ext/tobiyama-hp/tobiyama-ext.htm
栃木県宇都宮市竹下町380-1
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