【前編からのつづき】
昨年の6月、那須に行って山登りした話(後編)です。
峰の茶屋で休憩後、茶臼岳の山頂を目指します。
歩いているとこんなものがありました。
なにか建っていた跡?
リーダーのSさんが「それは硫黄鉱山の遺構だよ」と教えてくれました。
硫黄を採掘していた当時、ここには
「那須岳硫黄鉱山専用線」というトロッコが通っていたそうな。
こんな山の上に!
う~ん、なんか「ラピュタ」の電車とカーチェイスなシーンを想像してしまいますね。
ポムじいさんとか出てきそう。
「ジェット機のような音は?」という案内板がありました。
噴火孔からガスが噴き出している音だそうです。
う~ん活火山。
白い煙があちらこちらで出ていますね。
さすがに硫黄を採掘してただけあって、
ここら辺に来ると硫黄臭かったです。
ここら辺はなぜか石が規則的に並んでいました。
強風が石を動かして道を作ったのかな?
それとも人為的?
ちょっと不思議な風景でした。
岩もゴツゴツと大きくなってきました。
ところどころにある黄色いペンキは落書きではなく、ルートの目印です。
けっこう急な道を登りました。
山頂までもう少し。
三角点を発見。
ここら辺が山頂のようです。
この三角点は山頂ではないようです。(さるびぃさん情報)
山頂には鳥居がありました。
那須岳神社という小さな祠が建ててあります。
なんだか石にたくさん落書きがしてありました。(^▽^;)
しかも漢字で苗字ばっかり・・謎。
眼下に広がる那須高原を見ながら(といってもちょっとガスってますが)、
ここで昼食。
手作りのおにぎり(大)。
帰りは、山頂の「お釜周り」をして下山しました。
山の横っちょから白煙がゴウゴウと。
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あまり近づくのは危険ですね。
ココからへんにあった岩石。
たぶん溶岩が、冷え固まって出来たものなのでしょうけども、
妙なデザイン性を感じました。
なんだか“ルービックキューブ”みたいじゃありませんか?
まるで、マグリットの「石」みたいです。
そんな感じで、
遺構鑑賞&名画(?)鑑賞も兼ねた
初夏の登山を楽しみました。
これから登山はおろか遠征のお出かけも
しばらくセーブされるかとは思いますが、
いつか“那須の秘湯”と呼ばれる
「三斗小屋温泉」にも、山を登って行ってみたいなと思っています。
まあ、何年先になるか分かりませんが・・・・f^_^;
○茶臼岳
栃木県那須郡那須町
【ひばらさんの登山シリーズ】
第247回 太平山を登ってきた の巻
第271回 意外と近くにあったはるかな尾瀬 の巻