【前回からのつづき】
殺生石の近くにある「鹿の湯」に
入ってみました。
なんだかんだ、温泉好きですね。
この温泉。
1,300年程前に、猟師が射損じた鹿が温泉につかり、
傷を癒したという伝説から「鹿の湯」と名づけられたようですが・・
残念ながら、この日、鹿は入ってきませんでした旨、ご了承ください。
廊下に掲げてある「御入浴の心得」
・・っええ( ̄□ ̄;)!!
ヒシャクで100回から300回ぐらい
後頭部にお湯をかけてください?!
驚いていると、慣れている方が
「それをやらないと、湯当たりするよー。お湯熱いよー。」
と教えてくれました。
・・・そうかあ、・・・熱いのかァ・・
( ̄ー ̄)←遠い目
と同時に思い出す、ラドン戦。
(第142回 ファイヤーラドンと遭遇の巻参照のこと)
さて、入浴。
ドアを開けると、びっくり。
あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ・・・!!
こ、これは・・
「人間すごろく」じゃないかあぁ!!
出典:志村けんのバカ殿様
「人間すごろく」という例えが、
どれだけの方に伝わったかどうか分かりませんが、
なんだか四角いお風呂が温度ごとに別れていて、
いくつもありました。
←しかも、驚いたのは、
お風呂場と、脱衣所が一体型なところ。
脱いでいるすぐ横には、もうお風呂です。
←それと、まず服を脱ぐと洗い場で、
体を洗いますが、ここでは、
石鹸・シャンプーなど一切使用禁止!
そして
案の定、すごい硫黄臭です・・。 お湯は白濁色です。
まず、洗い場で体を洗った後、かけ湯のお湯をひしゃくですくって、
頭の後ろのクビの付け根あたりに、ぶっかけます。
「あつっ!!」
5回でギブ。300回やったら・・←ゆでだこになってしまうよ。
でも、慣れている方は、もくもくとやっておりました。
常連さんであろう“マイひしゃく”をお持ちの方もおりました。
すごいなあぁ・・。
とりあえず、お風呂に移動。
一番大きな、42.5℃のお風呂には入れましたが、
46℃はさすがにムリでした・・。
硫黄のニオイは、ずっといると、少し慣れるので
まだ平気だったのですが、
浴室にあった看板にも書いてあったのですが、
「長湯は体に毒です」
ということで、早めに上がってしまいました。
ニオイは、なかなか・・!(´Д`;)・・でしたが、いいお湯でした。
↑廊下にあった、昔のここらへんの様子「那須湯元温泉場」の絵地図。
だいぶ温泉街が立ち並んでいたんですねぇ。
上のもくもくしている山は茶臼岳、そのまわりの山々で那須連山です。
この山を越えると、福島県。
殺生石の先まで行くと、ロープウェーがあって、
もうっちょっと上までいけるようですが、この日は行きませんでした。
ということで、「殺生石を見に行くツアー」
「那須」の“こじゃれてない”部分。
渋いですが、なかなかの醍醐味が味わえますよ。
第154回 殺生石を見に行くツアー の巻 終わり。
○殺生石
栃木県那須郡那須町湯本
○那須温泉神社
栃木県那須郡那須町湯本
○鹿の湯
http://motoyu-shikanoyu.com/
栃木県那須郡那須町湯本181
大人400円