那須町

〜人間すごろく〜 第154回 殺生石を見に行くツアー の巻(下)

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさん 鹿の湯

【前回からのつづき】


殺生石の近くにある「鹿の湯」に
入ってみました。
なんだかんだ、温泉好き温泉まぁくですね。


この温泉。
1,300年程前に、猟師が射損じた鹿鹿が温泉につかり、
傷を癒したという伝説から「鹿の湯」と名づけられたようですが・・

残念ながら、この日、鹿鹿は入ってきませんでした旨、ご了承ください。




廊下に掲げてある「御入浴の心得」

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさん 鹿の湯


・・っええ( ̄□ ̄;)!!



 

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさん 鹿の湯

ヒシャクで100回から300回ぐらい
後頭部にお湯をかけてください?!




驚いていると、慣れている方が

「それをやらないと、湯当たりするよー。お湯熱いよー。」


と教えてくれました。



・・・そうかあ、・・・熱いのかァ・・




( ̄ー ̄)←遠い目



と同時に思い出す、ラドン戦。
第142回 ファイヤーラドンと遭遇の巻参照のこと)




ひばらさんの栃木探訪-ひばら 那須 鹿の湯



さて、入浴。



ドアを開けると、びっくり。



クリリンあ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ・・・!!



こ、これは
・・


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさん 鹿の湯








「人間すごろく」じゃないかあぁ!!



出典:志村けんのバカ殿様バカ殿




「人間すごろく」という例えが、
どれだけの方に伝わったかどうか分かりませんが、
なんだか四角いお風呂が温度ごとに別れていて、
いくつもありました。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさん 鹿の湯


←しかも、驚いたのは、
お風呂場と、脱衣所が一体型なところ。
脱いでいるすぐ横には、もうお風呂です。

←それと、まず服を脱ぐと洗い場で、
体を洗いますが、ここでは、
石鹸・シャンプーなど一切使用禁止!


そして
案の定、すごい硫黄臭です・・。ブー子 お湯は白濁色です。



まず、洗い場で体を洗った後、かけ湯のお湯をひしゃくですくって、
頭の後ろのクビの付け根あたりに、ぶっかけます。

「あつっ!!」



5回でギブ。300回やったら・・たこ←ゆでだこになってしまうよ。


でも、慣れている方は、もくもくとやっておりました。
常連さんであろう“マイひしゃく”をお持ちの方もおりました。

すごいなあぁ・・。




とりあえず、お風呂に移動。
一番大きな、42.5℃のお風呂には入れましたが、
46℃はさすがにムリでした・・。


硫黄のニオイは、ずっといると、少し慣れるので
まだ平気だったのですが、

浴室にあった看板にも書いてあったのですが、


「長湯は体に毒です」


ということで、早めに上がってしまいました。




ニオイは、なかなか・・!(´Д`;)・・でしたが、いいお湯でした。
↑廊下にあった、昔のここらへんの様子「那須湯元温泉場」の絵地図。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさん 鹿の湯


だいぶ温泉街が立ち並んでいたんですねぇ。

上のもくもくしている山は茶臼岳、そのまわりの山々で那須連山です。
この山を越えると、福島県。


殺生石の先まで行くと、ロープウェーがあって、
もうっちょっと上までいけるようですが、この日は行きませんでした。


ということで、「殺生石を見に行くツアー」
「那須」の“こじゃれてない”部分。
渋いですが、なかなかの醍醐味が味わえますよ。


第154回 殺生石を見に行くツアー の巻 終わり。


○殺生石
栃木県那須郡那須町湯本

○那須温泉神社
栃木県那須郡那須町湯本

○鹿の湯
http://motoyu-shikanoyu.com/
栃木県那須郡那須町湯本181
大人400円