気仙沼旅行(2日目・仙台編)よりつづき。
仙台から気仙沼へ移動。
いや~これがまた遠かった・・
簡単に1時間ぐらいで行けると思ったら大間違い!
3時間ぐらいかかりました。(@Д@;
栃木県て1~2時間あれば、だいたい
宇都宮→奥日光、那須→宇都宮ぐらいの移動ができるけど、
その栃木県スケールのまま考えてた・・
まったく宮城県の広さ・・舐めてた。(^^ゞ
後から分かったことですが、
東北道を北に上がってから、気仙沼に行ったほうがいいらしい。
(↑帰りはそのルートで帰りました)
それを知らず、仙台から三陸道(高速ですが無料)を通って、
北上していくルートを行ったものだから、
ここで時間をロスしてしまったみたいです。
まあそれも旅路の思い出。
でも、そのおかげで石巻周辺を通ることができました。
道から望むだけでしたが、復興工事をいっぱいしていました。
三陸道も途切れる直前の登米東和IC手前で降り、
そこからは山道のような一般道をどんどこ北上。
なんとなく大田原と那須烏山あたりを走っているような
のどかな景色がつづく。
道には復興工事中の石やら土やらを積んだ
ダンプカーが増えてきました。
3時間半ぐらいかかりましたでしょうか、
やっとこさ気仙沼市内に到着。
宮城県に来てやっと海が望めました。
泊まったホテルはここ。
「サンマリン気仙沼ホテル観洋」さん。
元上司とも駐車場で無事再開を果たすことができました。
(元上司は現在、「気仙沼日記」というブログをのんびり更新中。
ということで以下、ハンドルネームの“気仙沼おじさん”と
呼ぶことにします)
近況報告もそこそこに、
気仙沼おじさんが最初に連れて行ってくれたのは、
南町紫市場のコロッケ屋さん。
その名も「揚げたてコロッケ屋」さん。
黒毛和牛メンチをいただきました。
揚げたてなので、アツアツ&サクサクでした。
娘はかにクリームコロッケをペロリ。
母さん、一口も口にすることができず・・
このコロッケ屋さんも入っている「南街紫市場」は、
東北の被災地の中でも一番大きな復興屋台村だそうです。
7/19にはここでグルメイベントをやるそうです。
○7/19 復興グルメF-1大会in気仙沼
http://pc.kesennuma-kankomap.jp/event/detail/4715
気仙沼代表として出るのは「ブラックめかカレー」だとか。
めかは“メカジキ”だそうです。(^_^;)
お寿司屋さん、お菓子屋さん、酒屋さん・・
いろいろなお店が仮設店舗で営業しています。
そのお店が並んでいる上には、
全国から寄せられたという白いメッセージ鯉のぼりが泳いでいました。
ホヤぼーやの顔出し看板も発見!
たくさん写真を撮ってしまいました。
ホヤぼーやは気仙沼市の観光キャラクター。
市内のいろんなところで見ることができました。
(着ぐるみには会えなかったけど・・)
屋台村の裏手にもホヤぼーやがこんにちは。
海沿いの街なかはまだまだ震災の後が残ったままという感じ。
たくさんの建物が無くなってしまったんだな・・。
6.3メートル。
大津波の高さを記した建物もありました。
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ガソリンスタンドにあった時計も見せていただきました。
時間があの日のままで止まっている時計です。
気仙沼市魚市場も案内してもらいました。
午後だったので、業務がほとんど終わってましたが、
カツオやサメ(フカヒレ用)の梱包などを見ることができました。
停泊する漁船。
まぐろなどを獲りに海外まで行くものもあるそうです。
気仙沼湾はとってもおだやか。波がほとんどありません。
これはこれから時期になるサンマを獲る漁船だそうです。
いっぱい付いてる四角い棒みたいなのはLED電球。
夜はイルミネーションみたいにビカビカと輝いて、とてもキレイだそうです。
あれ??
魚市場の屋上に、なんだかなじみのあるキャラクターを発見。
「宇都宮の黄ぶな」じゃないですか!
宇都宮ロータリークラブが気仙沼漁業に寄贈したトラックだそう。
ここに来る前、
アンパンマンミュージアムに寄ってきた話をすると
「そうかい、○○ちゃん(娘)はアンパンマンが好きかい」
と何か思い立った様子。
「気仙沼にもアンパンマン、いるんですよ。案内しましょう」とのお答え。
興味津々で案内されたのは
本当だ~!!
(分かりづらいですが、左にアンパンマンとバイキンUFOがいます)
そして、“食”パンマン(笑)
まさかここでもアンパンマンに会えるとは!!(^_^;)
いろいろ衝撃を受けつつ、案内されたのは、
木工作家「糸のこや」さんのご自宅でした。
糸のこやさんは木工ストラップなど復興グッズなども作っている
地元で活動している木工作家さんです。
すばらしい作品をたくさん触らせていただきました。
設計図はなくて、頭の中で考えてできちゃんだそう・・すごい。
カラクリ人形に飽き足らず?!
最近は、家の外にまでどんどん創作物が及んでいるのだそう・・
おじゃまさせていただき、本当にありがとうございました。
ホテルにチェックインし、ひと休みすることに。
玄関ではねぷた風のホヤぼーやがおでむかえ。
部屋はオーシャンビューならぬ、市場ビュー!!
目の前に気仙沼市魚市場が見える部屋でした。
今始まる三陸海物語。
ひとっぷろ浴びて来ましょうかと、大浴場に移動。
乗ったエレベーターに「ディスコ」の文字が!!
思わず探してしまいましたが、
現在は営業されてなかった様子。
入った温泉は、
気仙沼温泉で浮遊浴ができるという高濃度塩化物泉でした。
たしかに、ちょっとなめるとしょっぱかった!
浮遊浴もすぐプッカーと浮くわけでは無いけど、
じっとしてると浮…く??ぐらいのプカ~~~具合でした。
入った後はちょっとピリっとするのは、
塩のひきしめ効果のせいでしょうか。
夕食は「気仙沼プラザホテル」の和食処「海舟」
というところに行きました。
キレイな夜景。
楽しみにしていた魚介類♪
特に気仙沼ならではのものもいただきました。
これはマンボウ刺し。
あのマンボウ?で合ってますよね、あのマンボウです。
酢味噌でいただきました。
コリコリした不思議な食感。
これは「もうかの星」と呼ばれるサメの心臓。
真岡??
馬刺しみたいな赤身で、なかなか肉肉しくて
おいしかったです。
こちらのお店の名物「さんまの棒寿司」。
絶品でした。
そして、ホヤ!
おおーーホヤぼーや~
気仙沼といったらホヤ!です。
これは貝でもなく、海藻でもなく、魚でもない
脊索動物(せきさくどうぶつ)という仲間だそうです。
脊索動物??(@Д@;
なんだかよくわからない生態ですが、
生物のなかでも原始的なほうの生物だそうで、
ある意味、ヒトの遠い遠いのご先祖様?!
殻?といい、中身といい、
思わずディテールをよく観察してしまいました。
中身をいただきます。
なんとも不思議な食感。
コリコリ?でもなく、ツルッてもなく・・・なんか
シチュシチュ
した感じ。( ゜∋゜)
分かるかな~、分かんねーか。
コレを初めて食べようと思った人、すごい!!(笑)
場所を移動して
復興屋台村 気仙沼横町にもおじゃましました。
居酒屋系のお店が並ぶ屋台村。
来年には周辺のかさ上げ工事のために、
閉鎖が予定されているそうです。
気仙沼おじさんおすすめの店
「まぐろ屋 まぐろ亭」さんにおじゃましました。
かかっている名札はここで持っている船の名前だそうです。
いっぱい!!
こちらの店主さんがとってもいい方で、
いろいろ特別なおすすめを出していただきました。
というか店主さん、なんともいえない良いキャラクターで、
ホントに楽しかったです。
名の通りまぐろ屋さんのおすすめはマグロ。
出してくれたのはヅケ。
この辺で食べるヅケとは違う!
フレッシュな味のマグロでした。
こちらは特別に出していただいた、「天身(てんみ)」。
あまり出回らない赤身のなかでも極上な部位だそうです。
すごいおいしい~。
肉のフィレみたいなおいしさでした。
そしてマグロ&イクラ丼を食べて、
私と娘は締め。
夜の気仙沼に消えて?!いきましたとさ・・。
(つづく)
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