さくら市

第1250回 近所に古戦場見つけた の巻


 

以前、さくら市の喜連川にあるゴルフ場

「セブンハンドレッドクラブ」でのイベントに行った時、

 
 

 

行く途中の道に、

史跡の看板があったのが気になっていて・・。

 

 

近くを通ったので、改めて立ち寄ってみました。

 



 

「早乙女坂古戦場」。

 

 

“戦場”というと、パッと浮かぶのは

県内だと、

日光市の「戦場ヶ原」(神 VS 神 )、

あと栃木市の「合戦場」とか?

 

宇都宮市の城址公園も、戊辰戦争時には戦場になりましたけど。

 

 

 

こんなうちの近所にも、「古戦場」と呼ばれるところがあったんですね。

 

 

で、いつの古戦場なんでしょう?

 



 

天文18年(1549)なので、時代は戦国時代ですね。

 

ちょうど麒麟がきてるぐらいの時代でしょうか。

 

 

 



 

階段があったので、上がってみました。

 

 

途中、すごく大きいクモの巣に、私の頭が捕まりました。

 

 



 

上がったら、小高い丘にお堂がポツンと建ってました。

 

 



 

暗いからよく分からないけど、

石でできた供養塔が祀ってありました。

 

 



 

隣には達筆な案内板が建ってました。

 

戦ったのは、那須氏・喜連川塩谷氏の連合軍 vs 宇都宮軍。

 

早乙女坂をめぐる攻防は、幾度も行われていたそうです。

 

その戦闘の中でも、天文18年(1549)の戦は最大規模で、

勝ったのは那須氏・喜連川塩谷氏の連合軍。

 

なかでも宇都宮軍の大将・宇都宮尚綱を討ったのが、

喜連川方の助っ人・鮎ヶ瀬弥五郎という人だったそうです。

 

「弥五郎坂」の由来の人ってこの人かっ!となりました。

 

地元の英雄だったんですね。

 

 

 



 

丘から宇都宮方面を望む。

 

場所は国道293号からちょっと入ったところ、旧奥州街道沿いにある史跡です。

 

今はだいぶのどかな場所ですが、

昔は、幾度もが戦があった場所だったんですね。

 

この坂をちょっと上がったところに、「喜連川早乙女温泉」もあります。

 

昔の人も戦の後に傷を癒しに温泉に入ったりしてたんでしょうか。

 

 

 

○早乙女坂古戦場

栃木県さくら市早乙女1761

 




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