日光市

第175回 化け化け化け化け化け地蔵 の巻

日光にやってきました。
ああ・・・もう秋だ、肌寒い・・・。(´д`lll)

でも、空気はおいしいですね~。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 化け地蔵

紅葉はまだでしたね。


ここは、憾満ヶ淵(かんまんがふち)といいます。
男体山の爆発で、流れてた溶岩によって形成された、景勝地です。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 化け地蔵
“カンマン”というのは、川の流れが不動明王の真言を唱えるように響くので、
晃海大僧正が、真言の最後の句の「カンマン」を取ってつけたみたいです。


二酸化マンガン・・・



ただ、言ってみたかっただけです。( ̄ー ̄)




ここには、“弘法の投げ筆”という伝説があります。

向こうの川岸にある岸壁に、
カンマンという梵字を、筆を投げつけて彫りつけた(←ムリだよ~)
とかなんとか・・



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 化け地蔵


向こうの川岸にある、岸壁・・・見えますか?



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 化け地蔵

↑たぶん、これだと思うんですけど・・(・・;)



めちゃくちゃ、木の陰で見えませんね~ヽ(;´ω`)ノ
冬になれば、見えると思うんですが。


まあ、こちらの伝説、本当は“晃海”という人が誰かに掘らせたみたいで、
“空海”と“晃海”(弘法大師)が似ていたために、
まちがって伝わってしまったんだろう・・のようなことが、
看板に書いてありました。

って、うおーいDASH!


もうひとつ、
ここで、有名なのは、

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 化け地蔵


化け地蔵です。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 化け地蔵

本当は、「並び地蔵」と言うのですが、
このお地蔵様を数えてみると、そのつど数が違うことから、“化け地蔵”と
呼ばれるようになったとか・・


ということで、もちろん数えませんでした(←やはり、びびり)

70体ぐらいあるようです。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 化け地蔵

↑新調したのでしょうか?

皆様、キレイな前掛け&お帽子でした。

京都の三十三間堂のごとく、
お地蔵さんの一体一体の表情が、みなさんちょっとずつ違います。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 化け地蔵


↑このように、すごく苔むしたお地蔵さまもいらっしゃいます。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 化け地蔵


↑・・・あなたは、お地蔵さまではないのでは・・・?

石碑みたいなのもあるので、線引きが難しいかと。( ̄_ ̄ i)


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 化け地蔵

↑土台だけの方も・・!(´Д`;)


明治35年にあった大洪水により、
ここにいるお地蔵さまより、もっと大きな“親地蔵さま”と数体が、
流されてしまったようです。



う~ん、もしかしたら今でも
どこぞの川底(海底?)に、
カーネルさんカーネル・サンダースicy=”no-referrer”>のように眠っているのかもしれませんよ・・・。




○憾満ヶ淵 化け地蔵
栃木県日光市日光匠町【地図

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