スポンサーリンク
前回からのつづき
ましたん(益子探訪)です。
大川戸ドライブインで、流しそうめんを食べた後、
向かった先は、「西明寺」
なんでもここに、珍しい像があるとか・・
↑これも“珍像”だけどね・・(///∇//)
チョビさんからいただいた益子情報をもとに、
車で向かいました。
(情報ありがとうございま~す。(^-^)ノ~~)
カーブごとに番号がついている
日光のいろは坂のような、
ぐねぐねした坂道をおそるおそる登っていきますと、
西明寺(さいみょうじ)に到着。

駐車場が整備されていたので、良かった・・
でもあまり停められないので、
初詣とかどうなるのか心配です。f^_^;
まず驚くのが、まわりの木々。

大きくうねうねと巨木があちらこちらに。
これは、楠。


神聖な空気が漂う不思議な場所でした。
階段を上ると、

両サイドには、仁王像が建っているっぽいけど、よく見えませんでした。
その隣には、

↑三重塔。
優美、優美。

↑こちらが本堂。
近づくと、なにやらお経が聞こえてきました。
どうやらこの日は、月に一度の「護摩祈願法要」の日だったらしく
ちょうど拝んでいる日でした。
歌のような、聞いたことのないお経が境内に響きます。
誰でも気軽に拝めるようです。
さて、

↑境内の右側に建っているのが、こちら。

ENMADO!(((゜д゜;)))ワオ
こちらに例の像があるわけですね。

「ご自由に」拝観できるようです。
さっそく入ってみましょう。

わあ~大きい!!( ̄□ ̄;)!!
「エンマ大王」というと、死後の世界の番人。
天国行きか、地獄行きかを決める神様です。
普通「エンマ大王」という、恐ろしい顔を想像しますが、
このエンマさま

笑っています。
(((゜д゜;)))
通称「笑い閻魔」というそうです。
舌を出して、笑っています。
しかも、分かりますでしょうか?
小首をかしげてるんです。
ちょっと右肩(むかって左)下げてるんですよね。
なんていうんでしょう、浮世絵の「写楽」みたいに、
ポーズィングしているんです。
なんと愛敬のあるエンマさまでしょう。

右は「極楽」、左は「地獄」ということらしいです。
両サイドには、右に「善童子」左に「悪童子」がいます。

↑真ん中にエンマ様。
童子たちは・・どうみてもオジさんですが。f^_^;
真ん中にいる像って普通、あまり動きのない
まっすぐな姿勢のものが多いと思うのですが、
こちらのエンマ様は小首をかしげているのがおもしろいです。

↑右側には
黄金に輝く「地蔵菩薩」が、


対する左側の地獄は・・・

(((゜д゜lll);)))
超コワイヨ~(ノДT)
三途の川にいるという「奪衣婆」(だつえば)

片ひざ立てて座ってます。
こわいこわい・・
ちょうど、裁かれる者が来たときのワンシーンのような集合仏像たちですね。
こんなものが、こんなところにあるとは!!
なかなかのインタレスチングな像でした。(´∀`)
そもそも「閻魔大王」というのは、
地獄の主と思ってしまいがちですが、
これはヒンドゥー教の解釈のようで、
日本の仏教での解釈は、閻魔大王は
「お地蔵さまの化身」ということのようです。

↑これはお地蔵さまの慈悲深い
・・笑み、け?

・・・う~ん( ̄ー ̄;
(つづく)
○西明寺(さいみょうじ)
http://fumon.jp/tera.htm
栃木県芳賀郡益子町益子4469
TEL.0285-72-2957
スポンサーリンク
スポンサーリンク