唐突に地元の史跡巡りシリーズです。
(出産・育児でなかなか遠出できないため、撮りためておいた・・)
ワタクシの住んでいる高根沢町には
これといって派手な史跡はありませんが、
一応「城跡」なるものがあります。
“一応”というのは・・まあ読み進めれば、分かるはず(笑)
ということで、初回は2回に渡って「城跡巡り」をお送りします。
(コレ写真を見ると分かりますが、暖かい頃に行ったものです。)
まずは高根沢町でも一番形が残っている城跡なのが
桑窪にある「桑久保(桑窪)城」。
ここは高根沢町の右下・・
ちょっと行くと芳賀町と市貝町の境目あたりにあります。
「史跡」の案内板があります。
ちょっと急めの坂を上って行くと、
また案内板があるのですが、明らかにその先は“人んち”っぽい・・
(いいんか、ここ入ってって?)
みたいなところにあるので、不安になります。
そして、人んちなのか、史跡用なのか分からない
微妙な駐車場に停めて、再び不安になります(笑)
奥に案内板があるので
たぶんここの先にあるんだと決心して先に進みました。
でもこんな道なので不安は尽きません・・。
案の定、人んちの畑に出てしまって、
もう、不安不安!(°Д°;≡°Д°;)
と思ったら、奥に石碑と案内板を発見してひと安心。
ここが「桑久保(桑窪)城跡」です。
休憩用?のベンチとテーブルがなぜか設置してあります。
しかも石碑のど真ん前に。
地区の「花と緑の里づくり」の一環のようです。
秋にはこの辺にコスモスが咲くのかな?
(行ったのは6月だったので・・(;^_^A)
だい~ぶほころんじゃっておりますが、案内板が設置してあります。
築城は建久年間(1190~99)、
宇都宮氏が滅ぼした稲毛田城(芳賀町)の支域と伝わっているようですが、
正確にはよく分からないようです。
現在残る遺構は、
戦国時代末期に築かれたと考えられているそうです。
なんとなく土塁と堀のようなところが見て取れますね。
虎口(出入口)もあります。
奥に進んでみると・・
ご覧の通り、何も建っておりません。
前述したとおり、これが高根沢町で一番の城跡・・
ということで後半の「城跡巡り」もご期待ください(笑)
○桑久保(桑窪)城跡
栃木県塩谷郡高根沢町桑窪
参考文献:「高根沢町史 史料編Ⅰ原始古代中世」
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