【前回からのつづき】
「葛生化石館」でたくさんの化石を堪能。
こういうところに何時間もいれてしまうワタクシ。
高校1年の時の面談で、
「ひばらは考古学者とかになったら?」って言われ、
その時は「なんでやねん」とか思ったけど、
今思うと、すごくツボをついたアドバイス
だったと思うよね・・( ̄ー ̄;
結局、考古学者の道へ進まなかったのだか・・
N先生・・ワタクシは今、こんなことをしています・・(ノ´▽`)ノ
まあそんなことを考えつつ、化石館をあとにする。
周辺を散策してみると向かいにあるのは、
佐野市立吉澤記念美術館。
伊藤若冲の日本画などの作品が見られる美術館です。
そしてもう一つ。
こちらは無料(←重要)ということなので、入ってみることに。
と思ったら、臨時休館(´・ω・`)
「行き当たりばったり」がウリの当ブログ、仕方ありません。
その場をあとにしようとすると
なにやら建物の壁には、細密な壁画が・・
うわ~すごい。
でもよく見ると、描きかけです。
なになに「フレスコ画」?!
フレスコ画とは・・、
砂と石灰を混ぜて水で練って出来たモルタルを壁に塗り、
その上に水だけで溶いた顔料で絵を描く技法のことです。
(説明より)
おお、フラスコ画っていったらアレですよ!!
ワタクシの好きなアレ
↑コレね。
ミケランジェロの描いた「最後の審判」はフレスコ画ですよ。
※ちなみに写真のやつは那須にある「那須とりっくあーとぴあ」のだけどね。
これは、フレスコ画じゃなくてペンキで描かれています。
(参照:第218回 なすたん の巻(4)私のルーベンスの絵那須で発見)
つまりは、名産の“石灰”を使った「フレスコ画」を
街の新たな観光スポットに!ということですね~。
ワタクシは描いたことないんですけど、
フレスコ画って描くの難しいんですよね、確か・・
「マップがあります」と書いてあったので、もらってみました。
周辺散策がてら巡ってみましょう。
伝承館の向かいの壁には、
牧歌舞伎のフレスコ画です。
「牧歌舞伎」とは、ここらへんに伝わる歌舞伎らしい。
葛生庁舎の前に建っているノスタルジックな建物は「栃木県石灰会館」
ここの玄関にもありました。
おしゃれなデザインは葛生町の「葛」を図案化したものだとか。
ちなみに、伝承館の壁画は
春か秋に2ヶ月間ほど、描いている風景が見られるそうで、
全部完成するのは平成28年の予定だそうです。
完成したら、また見に来たいですねぇ。(´∀`)
原人のまちは、いつしか「フレスコ画の街」へと変化を遂げている途中なんですね。
つづく
○佐野市葛生伝承館
http://www.city.sano.lg.jp/densyoukan/index.htm
栃木県佐野市葛生東1-11-26
開館時間/午前9時~午後5時(月曜休館)
無料