【前回からのつづき】
嘉多山公園に向かう
原人ロードの手前から、線路の跡を発見。
これはどこへつづくのだろう?
線路の跡は、山へ向かう方向と街に向かう方向へ残っていました。
線路の跡といっても、線路は残っておらず↑こんな感じ。
道も舗装されちゃってるので、だいぶ前に撤去されてしまったようですね。
でも、向かいには電線が残っています。
橋はないけど。
↑横には、現在も稼働している工場が。
この横をずっと通っているようです。
まちの中でも道沿いにあるので、とてもシンボリックな工場です。
「ゴウン・・ゴウン・・」という
その音が、なんとも・・・・いい:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
“工場萌え”の人はたまらない音かもしれません。
まあ、中には入れないので、外から見るだけですが。
こういう造形は、どうしてもワタクシ、足尾を彷彿させてしまうんですよね。
昔は、足尾銅山からもこんな音がしていたんだろうなぁ・・
足尾のほうは、撤去されてしまいましたが・・(T_T)
「鉱都・葛生」はまだまだ現役です。
先ほどの線路の跡は、
この住友大阪セメントの工場の反対側に続いておりました。
↑工場の裏口(こっちが表か?)
「安全第一」の上に、葛生原人のキャラが・・
この反対側に、
分岐点らしいものがあり、
さっきの線路へ合流しています。
おそらくここから、
石灰岩を積む貨物を運ぶための線路が続いていたんでしょう。
↑「ふみきりちゅうい」が残ってます。
奥には、ホームの跡も残っています。
電線はず~っと先にまで続いています。
ネットで調べましたところ、この線路は
葛生駅に続いている「日鉄鉱業羽鶴専用鉄道」という
廃線の跡ということが分かりました。
住友大阪セメントの工場の近くにあったホーム跡は
上白石駅という名前でした。
葛生駅から、山のなかにある
日鉄鉱業というところまで伸びていて、
石炭岩などの貨物輸送に使われていた路線だそうです。
1986年に廃線になったそうです。
鉱山あるところに、鉄道あり。
なんだか検索すると、
たくさんの鉄ちゃんのホームページがヒットしました。(^^ゞ
葛生は鉄ちゃんの人気スポットだったとは・・。∑(゚Д゚)
これまた新発見でした。
つづく