塩谷町

第69回 日本一コレクション4〜石仏編〜 佐貫観音 の巻

日本一コレクションが、
すっかり「日本一でかいがテーマになっている
ということに気づいた、今日この頃・・(;^_^A

もっと、“古い”とか“長い”とかあると思うんですけど。
ま、それはおいおい探訪で探そうと思います。

今回でとりあえず、〆の「日本一コレクション」、
やはりでかいものです。

お正月、日光に行く途中、父がおもむろに、
「ここらへんに、仏像が彫ってある大きい岩があるんだよな~」
と言いだし、立ち寄ってみた場所がここ。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音

塩谷町にある、「佐貫観音」(さぬきかんのん)です。
通称「佐貫の観音様」と呼ばれてるみたいです。(×讃岐 ○佐貫)

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音

岩の隣に、お堂がありましたが。。
明治時代に廃寺になってしまってようで、今はなにもなさそうです。

初詣だからか、お堂には細いしめ縄がしてありましたが、
誰も参拝しには来ない様子。

まさに、RPGゲームで、出てくる
「誰もいないようだ」状態。(♪寂しいBGMと共に)

(そういうところに限って、後々深いエピソードがあるのが常)

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音

↑ただ、もぐら工事中がやたらいるようです。(笑)


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音

↑案内の看板。
人はいませんが・・、
ココの石仏は史跡として、国の文化財に指定されているようです。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音

亀ノ子岩という“珍岩”も上に乗っかっているようですが、
ここからは見えませんでした。
もっと、高いところに上ると見えるようです。
×寄石→○奇石  ・・・誤植(;^_^A(笑)


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音

岩の下には、「白龍洞」という、洞窟があり、

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音

なんだかすれすれにお堂が建っています。


さて、問題の石仏ですが・・・

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音

↑コチラが観音岩という大きな岩。
この岸壁に、弘法大師が描いたと伝えられる
「大日如来坐像」が描かれているそうなんですが・・・






・・・見えましたか?(笑)



現地で観たときは、正直、全然分からなかったのです。(@_@)

どうやら、岩の質がすごくもろいようですごく風化してしまっているそうです。


ひばらさんの栃木探訪-佐貫観音


「なんだよ、全然見えないじゃないか~!!」

なんて、その時は思っていたのですが、

念のため撮影してきた写真を家のパソコンで拡大してみたら・・


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音


( ̄□ ̄;)!!


・・お分かりいただけただろうか。




ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音


顔だけ、拝見することができました。

のんのん。



ちなみに、ここの佐貫観音の横には、鬼怒川が流れており、

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音

↑ちょうどここに、大きな水門があります。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音

↑碑もありますね。

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音

ここは、「市の堀用水」の取入口なんだそうです。

鬼怒川の水が、塩谷→氏家→高根沢→芳賀→真岡と
ここから取り入れられているようです。

高根沢町民なら、山崎半蔵・・小学校で習いましたね。
市の堀用水といえば、山崎半蔵。

タモリ倶楽部で先日、「水門めぐり」の回がありましたが、
(また、しぶいテーマだな、おい!)
是非タモさんに、「市の堀用水」をめぐっていただきたいもんです。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 佐貫観音

すぐに山の下を水が流れていきます。
佐貫観音の岩の下、ここトンネル掘ったんでしょうか・・。

この水のおかげで、今では「たんたん田んぼの高根沢」なわけですね。

感謝、感謝。



○佐貫観音(佐貫石仏)
栃木県塩谷郡塩谷町佐貫797【地図


大きな地図で見る


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