(前編)からつづき
次の日は、この旅のメインといっても過言ではない
ワタクシのどうしても行きたい場所「さざえ堂」に行ってきました。
そもそもここに行きたいと思ったきっかけは、
日テレでやっている「笑神様は突然に…」という番組で
サンドウィッチマン率いる「チーム東北」がここに来てて、
どうしても生で見てみたくなったからです。
到着したのは、会津若松市街地からもほど近い飯盛山というところ。
この山を登ったところにあります。
観光地観光地してて、おみやげ屋さんが両脇で“グイグイ”していました。(笑)
テレビでは、ここでグイグイしてるおみやげ屋さんが
上まで登ってそれはそれは流暢な名所解説を披露していたのですが、
その人はこの日はいませんでした。
山は階段でももちろん登れるのですが、
ネタのためにこれに乗ってみることに。
「飯盛山動く坂道」というネーミングがなんともいいですね。
「ハウルの動く城」みたい(←響きだけ、ね)
まあ、単なる段差のないエスカレーター(スロープコンベア)なんですけど。
大人250円です。
そして、階段を上る夫のが結果的に到着が早いという・・。
まあ足腰に自信のない中高年向けに取り付けたのかな。
動く坂道を下りると、そこから1分でさざえ堂があります。
わ~~、これがさざえ堂!!
おお、サザエの形している~。しばし感動&記念撮影タイム。
正面からはこんな感じ。
「世界唯一 さざえ堂」という柱がドヤって建っています。
正式な名称は「旧正宗寺 三匝堂(さんそうどう)」というらしい。
「さざえ堂」というのは通称で、
入り口から入ると、出口まで二度と同じところを通らずに
上から下まで通ってこられる「二重らせん構造」からこの名前で呼ばれます。
さざえ堂の特色
一、上りも下りも階段がない。
一、一度通ったところは二度と通らない。
土足のまま二~三分で見られます。←これはどうでもいいけど
まあ、とにかくすごい建築物なのであるのは確かだ。
百聞は一見に如かず。
さっそく中に入ってみました。(有料ですが)
中はぐるぐる斜めの上りスロープ状になっていて、
天井が見えると、そこから下りスロープになっています。
ぐるぐるなので、今自分が何階にいるのかよく分からなくなります。
ちょっと登っているうちに平衡感覚もおかしくなってくる。
うまく言い表せませんが、
中はこういう風になっているそうです。
なんだか子どもが写っていると遊具みたいに見えるね(;^_^A
この建物が建てられた江戸時代の頃には、
斜路に三十三観音像が安置されていたそうで、
ぐるぐる回りながら、三十三観音参りができるという
とっても合理的なお堂として考案された建物だそうです。
昔の人はよく考えたもんですね。
そうこうしているうちに本当に2~3分で観終わってしまいました。
もっと母さん、じっくり味わいたかったのにさ・・( ´_ゝ`)フーン
まあでも、見られて満足!
というわけで、楽しい福島旅行の一場面でございました。
◯会津さざえ堂
http://www.geocities.jp/aizu_sazaedo/
福島県会津若松市一箕町八幡弁天下1404
大人400円