(上)からのつづき
引き続き、蔵の街ブラブラ。
またこれなんとも哀愁ただよふ「からくり時計」が・・
時計は止まっているのですが、
右上の彼だけ、取り残されてしまった模様・・
わず~~かにカタカタと、もの悲しげに動いておりました。
これまた、レトロな外観の建物を発見。
こちらは「片岡写真館」さん。
外観は、昔あったレンガ造りの栃木警察署を模した建物だそうです。
「アド街」で栃木市特集やった時にも、ランクインしていましたね。
(参照:第173回 アド街ックin栃木市 の巻)
そして、
その向かいにも「アド街」でランクインした場所がありました。
「玉川の湯」さんです。通称「金魚湯」
入り口から男湯と女湯に分かれているのが、
なんか、昔ながら~の銭湯って感じですね。
なんで“金魚”かというと、
浴場に埋め込みの水槽があって、そこに本当に金魚が泳いでいるんだって。
入って確かめたかったけど、
お風呂の用意がなかったのでこの日はおあづけ・・
大人は300円ということで、
機会があったらマジで入りに来たいと思っています。( ̄▽+ ̄*)
そして、金魚湯の隣には謎の鳥居が・・
「ピンピンコロリの庚申様」
・・・(・∀・)?
「庚申(幸神)付く付く」
と三回唱えてお通り下さい。
必ず貴方様に幸神が付きます。
・・・( ̄∀ ̄ i)???
あ、あやしい・・
これは見に行かねばです。
鳥居をくぐってしばらく行くと、
正面・・ではなく横向きに小さな祠がありました。
「元気で長生き ピンピンコロリ 庚申」
“ピンピンコロリ”というのは
病気に苦しむことなく、死ぬ直前まで“ピンピン”してて、
突然“コロリ”と死ぬという標語(概念?)らしい。
略してPPKとも言うらしい・・。(ウィキペディアより)
そして“庚申さま”というのは、
江戸時代からの民間信仰のひとつみたいですね。
よく道(道祖神?)とか、神社の端っこにそういえば立っているな、
「庚申塔」とか。
祠には御神体がまつられているみたいです。
うずま川の大洪水により流れてきた猿型の石が、御神体になったとのこと。
(穴から御神体を覗いてみたのですが、暗くてよく分かりませんでした…)
その石をたまたま「塩屋さん」の七衛門さんが祀ったので、
「塩庚申」という名前みたい。
この「お札自動販売機」というのも気になったのですが、
どこを探しても販売機らしきものはありませんでした・・・( ̄_ ̄ i)
にしても、もともとは火防の御神体だったようだけど、
いつから「ピンピンコロリ」になったのかは、謎です。
つづく