栃木市

第533回 蔵の街ブラブラ の巻(中)

(上)からのつづき


引き続き、蔵の街ブラブラ。


足跡足跡足跡足跡  ひばらさんの栃木探訪-ブラヒバラ

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市


再び巴波(うずま)川を渡って、やってきたのは「みつわ通り」



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市


なにかある(あった?)んでしょうか、通りには万国旗が・・・


・・しかし、人通りがない・・( ̄ー ̄;



う~ん、なんとなく哀愁ただよふ・・


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市
しばらく歩くと、

またこれなんとも哀愁ただよふ「からくり時計」が・・
ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市

時計は止まっているのですが、
右上の彼だけ、取り残されてしまった模様・・


わず~~かにカタカタと、もの悲しげに動いておりました。





ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市

これまた、レトロな外観の建物を発見。

こちらは「片岡写真館」さん。
外観は、昔あったレンガ造りの栃木警察署を模した建物だそうです。

「アド街」で栃木市特集やった時にも、ランクインしていましたね。
(参照:第173回 アド街ックin栃木市 の巻



そして、
その向かいにも「アド街」でランクインした場所がありました。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市


「玉川の湯」さんです。通称「金魚湯」




ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市

入り口から男湯と女湯に分かれているのが、
なんか、昔ながら~の銭湯って感じですね。


なんで“金魚”かというと、
浴場に埋め込みの水槽があって、そこに本当に金魚金魚が泳いでいるんだって。


入って確かめたかったけど、
お風呂の用意がなかったのでこの日はおあづけ・・

大人は300円ということで、
機会があったらマジで入りに来たいと思っています。( ̄▽+ ̄*)



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市

そして、金魚湯の隣には謎の鳥居が・・



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市
そして謎の文言。

「ピンピンコロリの庚申様」



・・・(・∀・)?


「庚申(幸神)付く付く」
と三回唱えてお通り下さい。
必ず貴方様に幸神が付きます。




・・・( ̄∀ ̄ i)???




あ、あやしい・・

これは見に行かねばです。
ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市


鳥居をくぐってしばらく行くと、

正面・・ではなく横向きに小さな祠がありました。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市

「元気で長生き ピンピンコロリ 庚申」


“ピンピンコロリ”というのは

病気に苦しむことなく、死ぬ直前まで“ピンピン”してて、
突然“コロリ”と死ぬという標語(概念?)らしい。

略してPPKとも言うらしい・・。(ウィキペディアより


そして“庚申さま”というのは、
江戸時代からの民間信仰のひとつみたいですね。

よく道(道祖神?)とか、神社の端っこにそういえば立っているな、
「庚申塔」とか。




ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市


祠には御神体がまつられているみたいです。

うずま川の大洪水により流れてきた猿型の石が、御神体になったとのこと。

(穴から御神体を覗いてみたのですが、暗くてよく分かりませんでした…)


その石をたまたま「塩屋さん」の七衛門さんが祀ったので、
「塩庚申」という名前みたい。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 栃木市
だから、「塩は投入れないで下さい」って書いてあったのか・・


この「お札自動販売機」というのも気になったのですが、

どこを探しても販売機らしきものはありませんでした・・・( ̄_ ̄ i)





にしても、もともとは火防の御神体だったようだけど、

いつから「ピンピンコロリ」になったのかは、謎です。







つづく