“第178回”は、
B’zファンならおなじみ(笑)の“イナバ”ナンバーなので、
「その番号にふさわしく
なにか栃木ネタで、かつB’zネタを書こう!」
と思っていたのですが、
気づいたらすでに書いてしまっていた(笑)。
【ちなみに↓この記事】
第36回 栃木×B’z×BREX の巻
(宇都宮市・文化会館、大谷資料館、大谷採石跡)
↑読み返したら、偶然なのかなんなのか、
BREXの今年のスローガンって「Break Through」じゃないか!!
しかも、この前までやっていた月9のバスケドラマの主題歌もB’zだし。
予言( ̄□ ̄;)!?
ま、それはともかく
う~ん、何かないかなぁと、思っていたところ、
そういえば、学生時代に暗記した(させられた)
百人一首を思い出しました。
在原行平(ありわらのゆきひら)という人が読んだ句です。
それは、こんな歌です。
たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば 今帰り来む
意味は、
「お別れをして、因幡(いなば)の国(現在の鳥取県)に行く私ですが、
稲羽山の峰に生えている松の木のように、
私の帰りを待ってくれるのなら、すぐに帰ってこよう」
という離別の思いを歌った歌です。
<因幡>と<去なば(行ってしまったならば)>、
<松>と<待つ>が、それぞれ掛詞になっているという・・
オヤジギャクも甚だしい・・(笑)
これだけは、すんなり覚えられた記憶があります。
なぜ、覚えているかというと、
赤い字と青い字を見れば分かると思いますが、(;^_^A
そうです、
B’zの2人(松本さんと稲葉さん)が歌に入っているからです。
・・・ミーハー(;´Д`)ノ
ま、そんな感じで、
むりくり稲葉さんをからめて話は、進みます。
こちらは、栃木市。
↑なんだかノスタルジックな看板の彼は、●ヌーピー?
↑うづま川沿いに経っている、立派な建物「横山郷土館」
↑昔、栄えていた横山家のおうちが、そのまま郷土資料館になっております。
↑はもともとは麻問屋で栄えたようで、となりには昔の銀行、金庫や蔵もあります。
で、
実は、この建物の2階に、
百人一首の立派な屏風が展示されているのですよ~。
・・撮影はできませんでしたが。!(´Д`;)
100人がダ~っと描いてあって非常に美しい屏風です。
なので、実際に見に行ってみてくださいね。
↑裏にはには、かわいらしい別邸も建っております。
さて、むりくり178に、むりくり栃木をからめて作った話でしたが、
いかがでしたでしょうか?
最後に、まだタイトルがからまっておりませんでした。
この
たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば 今帰り来む
という歌、
今回の話を書くにあたり、ネットで調べたところ
おもしろい発見がありました。
この句は、なんと
「いなくなった猫が戻ってくるおまじない」
に使われる歌なんだそうです。
猫がいなくなったりしたら、この歌の上の句を紙に書いて、
玄関に貼ったり、ごはんのお皿の下に入れておくと、
戻ってきてくれるんだそうです!
不・思・議~(@_@)
【参照】
「お猫様ランド」(猫学辞典内猫もどしのおまじない)
「百人一首講座」(無料メールマガジン)
実は、
先週うちの愛猫が天国に旅立ってしまったところだったので・・・
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
思わず、この歌を口にせずにはいられなくなりました。
しめっぽい〆で、もうしわけ。
○横山郷土館
栃木県栃木市入舟町2-16
開館時間:午前10時~午後4時
大人500円でした。