5/9発行の「栃木よみうり」という地元の新聞にて、
このブログ 「ひばらさんの栃木探訪」プレゼンツによる
「宇都宮市大谷エリア」特集ページを、掲載させていただきました~。
間が空いちゃいましたが、前回からのつづき。
こちらには日本最古の石仏の「大谷観音」があるのですが、
ほかにも見どころがたくさんあるのです。
まずはこのお堂の上の石壁。
何度見てもやっぱり感動!
大谷石の採掘跡などに見える人工の造形美とはまた違った良さが
こちらでは見ることができます。
そして、このお堂が密着するように建てられているのがまた感動なのです。
そしてこのお堂の中には大谷観音のほかにも、
たくさん石仏が彫られているのです。
釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊などなど。
この日は住職さんから磨崖仏についての
興味深いお話も聞くことができました。
ここぞとばかりに、発掘された人骨の話も・・。
あまりアナウンスされてないですが、
お堂修復の際に出土された「大谷岩陰遺跡」。
これもこのお寺の見どころの一つでもあります。
お堂の隣に「宝物館」という建物があるのですが、
そこが資料館のようになっているので、そこで見ることができるのです。
「天気がいいので、時間があれば上ってきてください」
ということで、
後ろにそびえる御止山にもせっかくなので登山してみました。
(受け付けの方に言ってから上ってください。)
ケン坊さんのブログで、以前から上れることは知っていたのですが、
まだ上ったことはなかったのです。
「名勝 御止山(おとめやま)」
先ほど見たお堂の上の岩肌と、大谷景観公園から見える岩肌は、
この山の岩肌です。
だから山というか巨大な岩・・・でしょうか。
名前は江戸時代に日光山輪王寺の宮様の御用山で、
一般の人の入山が禁止されていたことが由来だとか。
なんでも宮様はここで松茸狩りをされたとか・・
最近木道を整備したので、上りやすくなったとのこと。
片道15分ほどです。
どんどこ、どんどこ。
マツタケ・・あるかなぁ(時期じゃないって)
上ったら、すごい眺めでした。
眼下には大谷景観公園。
でもけっこう絶壁なので、あまり身を乗り出すのは危険です。
(柵ないし)
奥にすすむと、石碑が見えてきました。
山(岩)肌に掘ってある階段も趣があります。
山のマツは虫に食われて失われつつあるそうです。
大正天皇がたびたび訪れたそうで、記念碑が建てられていました。
パンフレットでしか見たことがなかったので、
今回これが見られてうれしかったです。
お話だと、こちらのお寺は県外の方の参拝者が多いとか。
地元でも知らない人が多いらしく、
以前県外の方に教えられて連れられきた市内の方が
感動して帰っていったこともあるそうです。
だから、もっと地元の人にも知ってほしいとおっしゃっていました。
○大谷寺
栃木県宇都宮市大谷町1198
つづき
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