宇都宮市(名所・旧跡・社寺仏閣)

第856回 地元の魅力再発見!大谷特集 取材裏話〜その5 の巻

5/9発行の「栃木よみうり」という地元の新聞にて、
このブログ 「ひばらさんの栃木探訪」プレゼンツによる
「宇都宮市大谷エリア」特集ページを、掲載させていただきました~。


間が空いちゃいましたが、前回からのつづき。

ひばらさん 大谷ひばらさん 大谷寺 御止山
別日、大谷寺さんの取材に参りました。

こちらには日本最古の石仏の「大谷観音」があるのですが、
ほかにも見どころがたくさんあるのです。


ひばらさん 大谷

まずはこのお堂の上の石壁。
何度見てもやっぱり感動!

大谷石の採掘跡などに見える人工の造形美とはまた違った良さが
こちらでは見ることができます。
そして、このお堂が密着するように建てられているのがまた感動なのです。

そしてこのお堂の中には大谷観音のほかにも、
たくさん石仏が彫られているのです。
釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊などなど。

この日は住職さんから磨崖仏についての
興味深いお話も聞くことができました。


ここぞとばかりに、発掘された人骨の話も・・。

あまりアナウンスされてないですが、
お堂修復の際に出土された「大谷岩陰遺跡」。
これもこのお寺の見どころの一つでもあります。

お堂の隣に「宝物館」という建物があるのですが、
そこが資料館のようになっているので、そこで見ることができるのです。



「天気がいいので、時間があれば上ってきてください」

ということで、
後ろにそびえる御止山にもせっかくなので登山してみました。
(受け付けの方に言ってから上ってください。)


ひばらさん 大谷寺 御止山

ケン坊さんのブログで、以前から上れることは知っていたのですが、
まだ上ったことはなかったのです。


ひばらさん 大谷

「名勝 御止山(おとめやま)」

先ほど見たお堂の上の岩肌と、大谷景観公園から見える岩肌は、
この山の岩肌です。
だから山というか巨大な岩・・・でしょうか。

名前は江戸時代に日光山輪王寺の宮様の御用山で、
一般の人の入山が禁止されていたことが由来だとか。

なんでも宮様はここで松茸狩りをされたとか・・
ひばらさん 大谷寺 御止山

最近木道を整備したので、上りやすくなったとのこと。

片道15分ほどです。



ひばらさん 大谷寺 御止山

どんどこ、どんどこ。

マツタケ・・あるかなぁ(時期じゃないって)


ひばらさん 大谷寺 御止山

上ったら、すごい眺めでした。



ひばらさん 大谷寺 御止山

眼下には大谷景観公園。

でもけっこう絶壁なので、あまり身を乗り出すのは危険です。
(柵ないし)



ひばらさん 大谷寺 御止山

奥にすすむと、石碑が見えてきました。



ひばらさん 大谷寺 御止山

山(岩)肌に掘ってある階段も趣があります。



ひばらさん 大谷寺 御止山

山のマツは虫に食われて失われつつあるそうです。


ひばらさん 大谷寺 御止山

大正天皇がたびたび訪れたそうで、記念碑が建てられていました。

パンフレットでしか見たことがなかったので、
今回これが見られてうれしかったです。



お話だと、こちらのお寺は県外の方の参拝者が多いとか。

地元でも知らない人が多いらしく、
以前県外の方に教えられて連れられきた市内の方が
感動して帰っていったこともあるそうです。
だから、もっと地元の人にも知ってほしいとおっしゃっていました。




○大谷寺
栃木県宇都宮市大谷町1198


つづき


ひばらさんの栃木探訪-にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 栃木県情報へ
↑「にほんブログ村」のランキングに参加中です。


ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪
↑栃木県の「人気ブログランキング」に参加中です。