Facebookで拝見した
「滝澤家住宅」で開催中の展覧会が
おもしろそうだったので観に行ってみました。
明治大正にかけてさくら市で活躍した
実業家・滝澤喜平治によって建てられた「滝澤家住宅」。
外から建物を眺めることはあったのですが、
中に入るのは初めてでした。
旧奥州街道沿いにあり、
敷地内の3つの建築物は県の文化財に指定されています。
修復工事が終わり、一般公開されるようになってからは、
音楽やアート関係の会場としても使用されるようになりました。
今回開催中だったのは、
陶芸家・谷口勇三さんの展覧会「企画展 時を息する形象の領域」。
9/6までやってます。
長屋門をくぐるとさっそく置いてある
陶製のオブジェ。
そこかしこに谷口さんの作った巨大な陶のオブジェが置いている、
不思議な空間でした。
幾何学的な文様のあるオブジェも。
明治時代に建てられた客殿「鐵竹堂(てっちくどう)」。
由来は喜平治の雅号「鐵竹」から名付けたものだそうです。
中にもたくさんの作品が展示されていました。
大きなトンボのオブジェも。
庭園には、陶製の靴やゲタも置いてありました。
緑釉が特徴のオブジェが、建物のあちこちに展示されています。
タマゴのようなオブジェもごろごろ。
こちらは葉っぱのオブジェ。
洋風望楼という三角屋根が特徴の「蔵座敷」にも
オブジェがゴロゴロ。
建物の外からも見えるこの建物は、
氏家地区の象徴的な建物にもなっているそうです。
作品を鑑賞していたら、作者の谷口さんにお会いできました。
「この蔵ね、この企画展が終わったら、取り壊しちゃうんですよ」と
教えてくれました。
老朽化のため取り壊すのが決まっているそうです。
写真に納めるなら今のうち、ということでパチリ。
文化財とのアートコラボ展ということで、
体感!!とちぎの文化財Facebookにもレポート投稿いたしました。
おもしろい展示なので、
ぜひ期間内に見に行ってみてください。
○滝澤家住宅
栃木県さくら市櫻野1365−1
https://www.city.tochigi-sakura.lg.jp/site/sakura-museum/takizawake-information.html
○体感!!とちぎの文化財
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