宇都宮で工事が進んでいる「LRT」の工事風景を見てきました。
LRTとは・・?
Light Rail Transit(ライトレールトランジット)の略で、
最新の技術が反映された次世代型の路面電車のことです。
こんな車両が走ります。
未来っぽいぞー!
もう車両も完成して、今年からは宇都宮市、芳賀町在住の方を対象に、
車両基地で見学会もやっています。
車両の名前は「ライトライン」(HU300形)といって、
カミナリの多い街・宇都宮の別名「雷都(らいと)」と、
LRT(Light Rail Transit)の「ライト」=「光」「明るい」をかけて、
「(未来への)光の道筋」といったメッセージが込められている黄色い車体の車両です。
この度、停留場の名称も決まりました。
運行ルートは、芳賀・高根沢工業団地から、
宇都宮市の清原工業団地、そしてJR宇都宮駅東口までをつなぐ、約14.6kmの区間です。
新交通システムとして、2018年から着工され、現在も絶賛工事中、
コロナの影響もあり、2023年3月の開業予定となっています(2021年現在)。
今回は、清原工業団地のほうに停留場部分などが出来てきたので、
その辺りを見学してきました。
場所はグリスタ(栃木県グリーンスタジアム)近くの交差点付近。
線路と停留場が整備されてきました。
停留場「グリーンスタジアム前」はこんな感じです。
「グリーンスタジアム前」はホームの両側に乗り場を設ける島式停留場。
ほかには、道路の中央に2つ配置する相対式停留場になるところもあります。
 
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まだレールはないけれど、だいぶ完成してきましたね。
サッカー観戦しにグリスタに来る人は、ここで乗り降りすると超近いですね。
清原工業団地を抜け、宇都宮市街地方面へ延びる
飛山城付近のほうも見てきました。
この辺は、新しく橋りょうと擁壁を作っています。
上がLRTで、下をくぐれる道路のあるポイントもありました。
ここから抜けて、鬼怒川を渡る新しい橋も8月に完成しました。
今はベルモール前周辺あたりが絶賛工事中になっていますね。
いよいよやってくるLRTですが、
現在、この整備と同時に、
沿線地域の皆さんとともに、
栃木県デザイン協会(DAT)とグループワークで
「停留場個性化壁ワークショップ」というものを開催しています。
これは、各停留場の壁面を使って、
自然、景観、歴史、文化、スポーツ、食、産業など、
その地域ならではの特色を発信する取り込みです。
ワークショップを通してできあがった壁面(デザイン)は、
「まちの顔」を創出する停留場の出入り口に掲出予定です。
私も栃木県デザイン協会の一員として、
今回、お手伝いさせていただくことになりました。
私は陽東地区担当です。
こちらもどんなものが完成していくのか・・いろいろこちらもお楽しみに、です。
○芳賀・宇都宮LRT
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