栃木の交通

第1537回 次世代型路面電車「芳賀・宇都宮LRT」の工事風景を見てきました

 

宇都宮で工事が進んでいる「LRT」の工事風景を見てきました。

 

 

LRTとは・・?

 

Light Rail Transit(ライトレールトランジット)の略で、

最新の技術が反映された次世代型の路面電車のことです。

 

 



 

こんな車両が走ります。

 

未来っぽいぞー!

 

 

もう車両も完成して、今年からは宇都宮市、芳賀町在住の方を対象に、

車両基地で見学会もやっています。

 

 

車両の名前は「ライトライン」(HU300形)といって、

 

カミナリの多い街・宇都宮の別名「雷都(らいと)」と、

LRT(Light Rail Transit)の「ライト」=「光」「明るい」をかけて、

「(未来への)光の道筋」といったメッセージが込められている黄色い車体の車両です。

 

 

 

この度、停留場の名称も決まりました。

 



 

運行ルートは、芳賀・高根沢工業団地から、

宇都宮市の清原工業団地、そしてJR宇都宮駅東口までをつなぐ、約14.6kmの区間です。

 

 

新交通システムとして、2018年から着工され、現在も絶賛工事中、

コロナの影響もあり、2023年3月の開業予定となっています(2021年現在)。

 

 

今回は、清原工業団地のほうに停留場部分などが出来てきたので、

その辺りを見学してきました。

 



 

場所はグリスタ(栃木県グリーンスタジアム)近くの交差点付近。

 

 



 

線路と停留場が整備されてきました。

 

 



 

停留場「グリーンスタジアム前」はこんな感じです。

 

「グリーンスタジアム前」はホームの両側に乗り場を設ける島式停留場。

 

ほかには、道路の中央に2つ配置する相対式停留場になるところもあります。

 



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まだレールはないけれど、だいぶ完成してきましたね。

 

 



 

サッカー観戦しにグリスタに来る人は、ここで乗り降りすると超近いですね。

 

 



 

清原工業団地を抜け、宇都宮市街地方面へ延びる

飛山城付近のほうも見てきました。

 

 



 

この辺は、新しく橋りょうと擁壁を作っています。

 

 



 

上がLRTで、下をくぐれる道路のあるポイントもありました。

 

 



ここから抜けて、鬼怒川を渡る新しい橋も8月に完成しました。

 

 



 
 
 

今はベルモール前周辺あたりが絶賛工事中になっていますね。

 

 

いよいよやってくるLRTですが、

 

現在、この整備と同時に、

沿線地域の皆さんとともに、

栃木県デザイン協会(DAT)とグループワークで

「停留場個性化壁ワークショップ」というものを開催しています。

 

これは、各停留場の壁面を使って、

自然、景観、歴史、文化、スポーツ、食、産業など、

その地域ならではの特色を発信する取り込みです。

 



 

 

ワークショップを通してできあがった壁面(デザイン)は、

「まちの顔」を創出する停留場の出入り口に掲出予定です。

 

 

 

私も栃木県デザイン協会の一員として、

今回、お手伝いさせていただくことになりました。

 

私は陽東地区担当です。

こちらもどんなものが完成していくのか・・いろいろこちらもお楽しみに、です。

 

 

 

 

○芳賀・宇都宮LRT
 

 

 

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