第176回　お経流れる犬切不動　の巻

↑修行中に不動明王が現れ、
一夜のうちに彫刻にして、安置した・・そうな。

うおー(ﾟдﾟ;)素晴らしいインフラ力！！


↓これも「一夜の作」って書いてあったなぁ・・。
参照：第69回　日本一コレクション4～石仏編～　の巻（塩谷町・佐貫観音）



境内に入ると、




本殿と、不動尊のいるお堂の間に、橋が架かっている不思議な造り。





↑木造で、アーチを描いています。

真ん中にあるのは、火の玉か？！Σ(ﾟдﾟ;)・・・残念、しずむ夕日ですよ。



そして、何より気になってしまうのが・・、


この境内に流れるお経～




↑おそらく、このスピーカーから流れている様子。

ほぼ無人のお寺のようですが、（お庭を掃除していたお兄さんは・・住職さんかな？）
なんだか妙に大音量で、お経が流れております。

車を降りた時から、聞こえたくらい。

周りの住民の方は、慣れておられるのでしょうか・・(;^_^A
ちょっと不思議でした。



さて、問題の伝説。看板が立っておりました。



伝説。。というか、昔話風に書いてありました。

不動明王にお供えしていた食べ物が、毎日なくなってしまい、
住職は小僧に「お前がやったんだろ！」と、えん罪を・・（←おい、住職！）

小僧は、「この罪をはらしてください」と毎日断食（けなげ）をして
不動明王に拝んだところ、

ある時、「ギャー！」と聞こえ、不動明王を見に行ったところ
手にした剣に血がついており、大きな白い猛犬が倒れていたそうな。

それから、住職は小僧に謝り、
この不動明王を「犬切不動尊」と呼ぶようになったそうな・・


とのこと。




↑その不動明王さまが、こちらに安置されているようですが、
開帳は６０年に１回のようで、見られず(￣ー￣)。




人がにぎわうときは、ここ↓を焚くのでしょうかね。