下野市

第189回 いとおかしなもの の巻(後)

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 下野市
【前回よりつづき】


古墳めぐりに訪れた下野市は
風土記の丘資料館。
そこでみつけた案内マップに、
いとおかしなものを発見!

ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 下野市




なぜ栃木に紫式部の墓が?!
( ̄□ ̄;)!!






・・・ええと、(´・ω・`)





私の記憶が確かならば・・・

紫式部というのは・・












ひばらさんの栃木探訪-紫式部


↑たしかこういう人

うん。きっとそうだ。( ̄ー ̄)


あの平安時代の人だ。




きっと歴史上の人物の中でも、すごい有名な方の部類(上の上)な気がする。



なぜ、栃木に?



生まれてこのかた、紫式部が栃木にゆかりがあるなんて、



聞いたことないし。





ともかく、行って見てみよう!

ということになり、森を進む。




ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 下野市



にしても、すごいどんぐり。



けっこう歩くなぁ・・(^^ゞ

ということで、引き返し、車移動することにしました。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 下野市



天平の丘公園内の南側に来ました。



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 下野市


それは、森の中にひっそりとありました。↑あれか!!




ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 下野市



墓・・・とうか供養塔らしいです。(;^_^A


しかも、この付近が「紫」という地名であることから、



紫式部の墓と、「言われるようになったと思われます。」



↑・・・という曖昧な表現・・ヽ(;´ω`)ノ



ひばらさんの栃木探訪-ひばらさんの栃木探訪 下野市

↑これがまた、怪しげな墓石であって。





石塔が2つと1/2。


見たところ何も書かれていないし・・。段差もないし、柵もない。







もっと有名人なら、こんな野ざらしじゃなく
きれいに整備されていてもいいんじゃぁ・・??という造り。








ぽか~ん(´Д`;)のまま、現場をあとにしたのでありました。






家に帰って調べてみると、


紫式部のお墓は、京都の北区にもありました。f^_^;



(参照:「花橘亭~源氏物語を楽しむ~」 http://kakitutei.web.fc2.com/sub2.html

こっちのが、絶対有力そうだ。

(「京都」さんのネームバリューには、勝てねーべ)



ですが、もともと紫式部自体が、
生没年も不詳だし、本名も不明という、謎すぎる女性なので・・


もしかしたら?もしかするのかも?
((゚m゚;)













・・・・・いやいやいや。(;´▽`A“




(2011.5追記)
佐竹源氏さまより、有力な情報をいただきました。
以下コピペ。

この墓石は氾濫する河川から流れてしまうのを避けた
私の先祖が現在地へ移転させたものです。
「国分村の先」から転じて紫という字であったことと、
当家の官途名が式部少輔であったことに因みます。
紫式部とは関係ありません。

つまり、
le=”color: rgb(255, 0, 0);”>「紫」という場所に住んでいた「式部」という役職の方のお墓
ということだったのですね。

詳しい情報をありがとうございました!





○しもつけ風土記の丘資料館
http://www.shimotsuke-f.jp/
栃木県下野市国分寺993
大人は入場料100円でした。

○天平の丘公園
栃木県下野市国分寺