【前回よりつづき】
またまた、寄り道。
雨降って来ちゃいましたが・・・
「古河 掛水倶楽部」に立ち寄りました。
古河鉱業の迎賓館で、
お偉いさんが来た時などに使っていた洋館です。
“THE 洋館”って感じの外観ですね。
これで夜、雷雨とかだったら
かな~り「金田一少年の事件簿」な感じです。
この右側の棟にビリヤード場があります。
ここに、国産第1号といわれるビリヤード台など展示されています。
泊まったお偉いさんが、夜興じていたのでせう。
残念ながら、ここの中は撮影禁止!
ということで、
↑これでイメージを膨らませてください。
さて、中も見学しましたが、
な~んか・・うーん・・・“昔のにほい”がした(笑)
迎賓館なので、宿泊部屋などが公開されているのですが、
入館料を取るにしては、ちょっと保存状態がよろしくない感じでした。
もっとキレイに残ってるんだと思っていたんですがねぇ・・ヽ(;´ω`)ノ
老朽化が進み、廊下の天井なども雨漏りしてたり・・
このままだと、ここも朽ちてしまうな~という部分も・・・
当時の雰囲気は味わえますが、
欲を言えば、もう少しリフォーム希望です。
ビリヤード場の手前に
今も利用できるトイレも、昔のまま残されているようですが、
ちょっと怖くて入りにくい・・
向かいには
赤レンガの倉庫が・・・。
おお、これこそホーンテッドな雰囲気!!
良い雰囲気を醸し出しています。
(中は公開されてません)
足尾鉱業所の事務所として使われていたみたいです。
テニスコートもありましたが、これも
「現在も使われてるのかな?」というような整備状況でしたねぇ。
その向かいには、
「鉱石資料館」(手書き)の文字が・・
ここは、「掛水役宅」
古河鉱業の幹部社員向けに建設された住宅みたいです。
ここの一部に鉱石が展示されてました。
足尾でとれた鉱石以外にも、世界や日本のものもいっぱい。
足尾では、銅以外にも、
金や銀、水晶などいろいろ採れたことを知りました。
鉱石好きな方はオススメですね!
最後に、入り口付近にある
ここはなかなかおもしろかったです。
日本において、民間で導入された第1号の電話が
ここ足尾の「銅山電話」とのこと。
もっとアピールしても良くないですか!!この事実・・
(この“ひかえめ感”もまた足尾の良さなのかも・・)
中には、すご~く大きなマシン(昔の電話)がありました。
実際に、かけてみることもできます。(内線ですが)
ダイヤルをまわすと、大きなマシンが“ガタ
ガタ”なってかっこよかったです。
昔の電話(トトロでさつきが使っているやつ)とかも、展示してありました。
ワタクシが子どもの頃は、黒電話がまだ家にありましたが、
今はほとんど見かけなくなりましたからねぇ・・
現代っ子は、ダイヤル式ってかけられるのかなぁ?
今は、携帯電話ですもんねぇ~~~~
文明の発達をしみじみ感じてしまいました。
○古河 掛水倶楽部
http://ashio.shokokai-tochigi.or.jp/main/kakemizu/jtyan.htm
栃木県日光市掛水
開館日時/土・日・祝日 10:00~15:00(平日は事前予約)
TEL.0288-93-2015
大人300円
*12月上旬~3月下旬までは休館
つづく