前回、第391回 梵天の湯であの手がかり発見 の巻
にて発見した
↑あの手がかり・・
その地図の場所を元に、旧東北本線跡を探しに行ってみました。
といっても手がかりは、あのマップだけ。
とりあえず、地図にあった場所を
iPhoneのマップアプリに目見当でインプットし、
近くまで車で行ってみました。
「ピコン、ピコン」とドラゴンレーダー並みに誘われたのはこちら、
宇都宮市(旧上河内)芦沼町。
どうやらこの辺りらしい。
近くには、八龍神社という神社がありました。
ん~、でもここじゃないし。
神社の向かいには、道標が建っていました。
「右しらさわ 中うじいえ 左小くら」の刻字がある。
という案内板もありました。
昔の道路標識みたいなもんだったんでしょうかね。
その後周辺をうろうろしても、結局何も見つからず
あきらめかけてましたが、
この道標の石の後ろの竹やぶが、なんとも怪しい・・
と思って、ガサガサかきわけてみたら・・・
あ、あれはまさしく!!
写真で見たのと同じだ。
レンガ造りの橋台跡らしきもの。
が、ここからだと崖になっており、これ以上近づくのは無理。
なんとか回り込んで、下に降りることができました。
ん? あそこになにか立ってるではないか?
読める、読めるぞー
「旧東北本線跡」
明治五年(1881)新橋・横浜間をはじめて鉄道が開通した。
東北本線においては、・・・
(中略)←略したー!
・・・しかし、両鬼怒川の洪水により損害がたび重なり遂に明治三十年に
岡本・氏家・片岡の路線変更として新設開通させ旧路線は廃止となってしまった。
この間、約十年に渡る東北本線の本町通過であった。
あ、略したところが一番重要だったわ。
昔は、
宇都宮駅ー古田駅(現・宇都宮市河内地域)ー長久保駅(現・さくら市氏家)ー矢板駅
だったので、
場所からす
ると古田~長久保駅間あたりの路線跡ということでしょうかねぇ。
下は舗装された細い用水路になってしまっていますが、
ここにもうちょっと大きな川でも流れてて、橋が架かっていたのかな?
(すいません、鉄道マニアではないので、詳しいことは分かりません( ̄ー ̄;)
しかし、鬼怒川の洪水で路線変更をよぎなくされ・・
と言いますが、昔は名前の通りすごい暴れ川だったのですね。
今では想像もつかない。
幸か不幸か、
それで高根沢にも鉄道が開通している今日でありますが。
栃木県宇都宮市芦沼町付近