夏の恐竜展に引き続き、また県立博物館を訪れました。
秋の企画展は「土偶の世界」です。
いやー、渋いねぇ。
でも私は好きですよ。
同時に↑こんなテーマ展もやってました。
初日に行ったので、もしかしたら
みーたんに会えるかなぁと期待していたのですが、
この日はいませんでした。
そうそう、第418回 土偶ちゃん(仮)に会ってきた の巻
の時にまだ決まってなかったゆるキャラの名前
↑みーたん
になったんです。
ミミズク土偶だから、みーたんになったようです。
今回の企画展は、恐竜展と違い場内の撮影はNG。
写真レポができません。残念!
ということで、文章のみで・・
会場は、最初から最後まで土偶土偶土偶の嵐でした。(@_@)
(当たり前ですが・・)
「これでもか!」と全国から集めた土偶、その数1000点以上。
どっぷり土偶を堪能できます。
(土偶一年分、いや一生分?)
時代によっていくつかの種類に分かれてるんですが、
特に東北地方で多く出土しているんですね~。
西日本での出土はまれらしい。
それは知りませんでした。
本当はこの企画展、東北の博物館と共同開催するみたいだったのですが、
震災により栃木だけの開催になった、とか書いてありました。
土偶というと、
「ドラえもん のび太の日本誕生」世代(笑)のワタクシにとっては、
ギガゾンビの手下、土偶のツチダマ。
コレ
の印象が強すぎて、
なんかどうしても土偶=怖い敵という恐怖のトラウマレベル(笑)の
イメージなんですけど、
(いや、だって劇中のツチダマ、マジで怖いんス(((( ;°Д°)))))
そもそも、この土偶っていうのは
女性像の表現したものとして作られていたようです。
ツチダマ・・女だったのか(°д°)(爆)
そういえば、胸を象徴するものや、お尻の大きいもの、
妊娠しているかのようなふくよかな腹をしているものが多い。
しかし、女性を模してるんならば
「もうちょっとリアルに作れんもんか?」
と思ったりして・・( ̄_ ̄ i)
(これは縄文人にとっては無理なリクエストなのか?)
だって、なんでこんなデメキンみたいな目に作るの~?!ヾ(。`Д´。)ノ
古代人にだってもっと美人もいたはずだ。
で、肝心の“土偶の用途”っていうのが
まだよく分かってない
ってのが意外でした(笑)。
なんで作ってたのか謎・・ってすごいですよね。
埴輪は、お墓から出土されるので
副葬品として作られてたとか分かってますが、
土偶は、おまじないの道具だとか
豊穣、多産を祈るためのお祭りに使う道具だったとか、
いまいち不確定らしい。
しかも、割れて出土されているものが多いから、
「割って使うものだった」とかいう説もあるようです。へ~。
まあ、古代ロマンを味わえる楽しい展示でした。
帰りにグッズを物色しようと思ったのですが、
初日だったからかまだ図録も置いてなかった・・( p_q)
(後で県博のHPを見たらグッズが出来たというので、また行こう)
記念スタンプはあったので、押してみました。
次回は会いたいなぁ。
○栃木県立博物館 <b
r>「土偶の世界-縄文人のこころ-」(~11/6)
http://www.muse.pref.tochigi.lg.jp/
大人250円 高校生・大学生120円
中学生以下無料
栃木県宇都宮市睦町2-2
【過去の記事】
第418回 土偶ちゃん(仮)に会ってきた の巻(宇都宮市・県立博物館)
第460回 キョウリュウナイト見てきた の巻(宇都宮市・県立博物館「恐竜ワールド」)