那須塩原市にやってきました~。
目的はここ、「那須野が原博物館」の企画展を見るためです。
知らなかったのですが、ここ 道の駅なんですね!
博物館なのに、道の駅!!
でもお決まりの“直売所”とかはないようです。
そしてこの場所は、
「三島農場」という広大な農場の事務所跡地だそうです。
で、ここに何を見に来たのかというと
企画展
「近代鉄道事情~那須野が原に汽笛が響く~」です。
・・すいません、紹介するのが遅くなってしまいました。
12/4までなので、現在はもう終了しています。(ノ_-。)
これ、すごくおもしろかったんです!
(・・まあ、基本マニアックな内容ですが)
日本に鉄道が広まった頃の展示からはじまり、
主に栃木県北部の鉄道関係の展示、
古いパンフレットや、駅弁の掛紙の展示など
マニアックな品々がたくさん展示されておりました。
特に興味深かったのは、
かつて県北で営業していたという
「塩原電車」と「東野鉄道」という2つの鉄道のことと、
県内の“幻の鉄道計画”についての展示でした。
「塩原電車(軌道)」
西那須野駅~塩原口駅
1936年に廃線。
「東野鉄道」
西那須野駅~黒羽駅(現・大田原市)~那須小川駅(現・那珂川町)
1968年に廃線。
塩原や黒羽のほうまで電車が走っていたなんて知りませんでしたよ。
これはあとで
「廃線めぐりができそうだな~」とルートを確認して
ニヤニヤとしてしまいました。
塩原温泉の昔の鳥瞰図などもたくさんあって、興味深かったです。
↑入場記念として、いただいた記念切符です。
塩原電車の切符のレプリカらしい。(たぶん紙質は違うけど)
「塩」の旧字がすごいことになってる。
そして“幻の鉄道計画”というのもおもしろかったです。
昔は「鉄道=儲かるモノ」という時代があり、
栃木県では90路線ぐらいが計画されたとのこと。
その中で開業したのは26路線で、
60路線以上は幻に終わっているらしい…。
これは今回の企画展のために調べたデータなのかなぁ?
なんか展示的には、あまりスペースを取っていなかったのですが、
あとで見た図録には1路線1路線、すごく詳しく載っていました。
その中でも、「宇真線」というのがありました。
名前の通り、宇都宮~真岡間です。
これは、今でも希望したい線だな~。
個人的にはこの“幻の鉄道計画”というテーマだけで
1コの企画展が出来るんじゃんめ?、って思うぐらい
深く掘り下げてもいいぐらいの内容だと思いましたよ。
まあ、・・・すごくマニアックになるだろうけどな!ヽ(;^ω^)ノ
とにかく予想外に楽しめた企画展でした。
中はNGでしたが、入り口の展示物だけ撮影させてもらえました。
西那須野駅は知ってるけど、東那須野駅もあったんですね。
これは現在の「那須塩原駅」の旧姓らしい。
帰りに、
同じ博物館内にあった「田園空間博物館」に寄ってみました。
「田園空間博物館とは・・?」
田んぼに博物館が建っている・・・?( ̄_ ̄ i)
地域づくり活動ということらしいです。(詳しくはコチラ)
ふむふむ。
マップを眺めていたら、その中に、興味深い写真を発見!
「これは見てみたい!今の時期も見られますか?」
と案内係らしきおじさんに問うと、
「見られますよ~」
と道案内と地図をいただけました。
ということで、その興味深いある場所を探訪しにいくことに。
すると、帰り際
「大山参道のモミジはご覧になりましたか?今、見頃でキレイですよ」
(訂正:○大山 ×大川 バクさんご指摘ありがとうございます。(;^_^A)
と教えてくださいました。
「ありがとうございます、そこも寄ってみます。」
○那須野が原博物館
http://www2.city.nasushiobara.lg.jp/hakubutsukan/
栃木県那須塩原市三島5-1
TEL.0287-36-0949
開館時間/午前9:00~午後5:00(月曜休館)
大人300円
(つづく)