那須塩原市

第1134回 いだてんもきてた。栃木に(つづき) の巻

大河ドラマ「いだてん」にまつわる話の続き。

 
 

栃木県にゆかりのある地を発見しました。

それが県北にある「那須塩原市三島」という場所。

 

 
実は昨年から、上の娘がボーイスカウトの活動に
参加させてもらっていて(まだ体験ですが・・)、
 
そのボーイスカウトの活動で
那須塩原市三島にある「那須野営場」というところに行きました。
 
 
その近くにあった神社で、夫が見つけたのがこの看板です。
 
 
 
 
「痛快男子 三島弥彦」
 
!?
 
 
「三島弥彦」ってあの弥彦坊ちゃん!?
 
 

 
てんぐ〜てんぐ〜てんてんぐ〜
 

そう、初期に登場し、金栗四三さんと共に、

日本初のオリンピック代表選手である、

あの“痛快男子”こと三島弥彦さんです。

 

 

 

 

 
そういえば、神社の名前が「三島神社」だね。
 
何が由縁があるのかな?と思って、
案内板を読んでみました。
 

 

 
由緒を読んでみると、
那須野が原の開墾に従事した
三島通庸(みちつね)が御祭神に祀ってある神社とのこと。
 
三島通庸とは、三島弥彦のお父さんです。
弥彦くんは五男で、11番目の子(!!)だそうな。
 
三島通庸は栃木県令(今でいう県知事)をやった方でした。
 
かつて、不毛の地だった那須野が原。
明治時代、貴族階級たちが、この地に私財を投じ、
大規模農場の経営に乗り出した歴史があります。
 
その貴族階級の1つが三島家だったんですね。
 
三島通庸は、那須野が原に肇耕社(後の三島農場)を開設、
現在の那須塩原市三島に別荘を構えたそうです。
 
そういえば、以前訪れたこともある
道の駅にもなっている「那須野が原博物館」は、
「三島農場」の事務所跡地です。
 
 
「那須野が原開拓の歴史」は話すと長〜くなるので、割愛しますが、
那須疏水など、近代遺産がたくさん残っているので
お好きな方はぜひ。
 
※こちらに詳しく書いてあります。
那須野が原の開拓の歴史(那須塩原市ホームページより)
 
 
 
大河ドラマ「いだてん」で三島家に注目されることもあり、
昨年この看板が奉納されたのだとか。
 
 
看板を描いたのは、
「週刊少年ジャンプ」にも連載経験のある
市在住の漫画家にわのまことさんだそうです。
 
どことなく、生田斗真君の面影もありつつ・・?
 
 
 
この日は、外観だけを眺めて帰ってしまったのですが、
 
いろいろ調べてたら、
昨年はじめの「鶴瓶の家族に乾杯」で、鶴瓶さんと生田斗真くんが
訪れていたそうで、社殿にはサインも飾ってあるらしいです。
 

 
なんだ〜。
 
ちゃんと参拝しておくべきだったな。(ミーハーかよ)
 
というわけで、「いだてん」ファンは、是非行ってみてくださいね。
 
 
 
ちなみに、
こちらの地域には開墾当初の入植者の子孫なども多いとか。
 
驚いたことに「ボーイスカウト」も三島家と深い関わりがありました。
 
なんでも、日本にボーイスカウト活動を広めた三島通陽さんは、
三島通庸のお孫さん(!!)だそうです。
 

さらに、ガールスカウトの初代会長さんは
三島弥彦さんの義理のお姉さんだそうです。
 
 
 
 
「那須野営場」は、もともと三島家の別荘の土地だったそうで、
現在はボーイスカウト日本連盟に譲渡され、キャンプや野外活動でいる
指導者訓練施設として使われています。
 
 
 
 
いやはや、三島家と栃木県て、いろいろゆかりがあったんですね〜。
 
○三島神社
栃木県那須塩原市三島5-336-5
 
○那須野営場
栃木県那須塩原市西三島7-334
 

 
 
 
 

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