栃木の食べ物・飲み物

第1229回 古印最中 もなか なかうまい の巻

足利のおみやげで
「古印最中」を食べました。
甘〜いので、コーヒーのアテに。

 
こいんもなか。
「コインもなか」ではない。
 
はんこの模様が皮に入っています。
足利市にある日本最古の学校「足利学校」や鑁阿寺の古印、

明治画壇の巨匠・田崎草雲先生の落款(らっかん)など

足利ゆかりの印影が皮に入った最中です。
 
中にはたっぷりあんこ。
 
ずっしり重〜い。
しおりや包装紙は、
「にんげんだもの」で有名な
相田みつをさんがデザインしたものです。
 
詩の中に「もなか」が入っている!
ミスチルみたいな詩の切り方・・。
何かの番組でやってましたが、
この仕事は、相田みつをさんが売れる前に受けたものだったとか。
てっきり有名になった相田さんに、
店側が依頼したものだと思ってました。
逆でした。
相田みつをさんが詩人・書家として有名になったのは
だいぶ晩年の話で、
若い頃は、地元商店からデザインを請け負うなどして
生計を立てていたらしいです。
○香雲堂本店