前回「第30回 足尾銅山は楽しい銅!(中) の巻」のつづきです。
いよいよ最終章!!\(゜□゜)/
足尾銅山観光後、もう一つどうしても見てみたかった旧足尾製錬所を見に行きました。
川を挟んで、向こう側の崖っぷちにそびえる大きな煙突・・・
( ̄□ ̄;)
・・・すごい迫力だ( ̄□ ̄;)!!
このスケール感は、生で見ないと伝わらないです。
そのくらい、圧倒されました!!ラピュタ世代はゾクゾクもんです(ノДT)
うわー!ヽ(*’0’*)ツ
ちなみに操業は停止しているようで、もちろん立ち入り禁止です。
↓せっかくなので、合成してつなげてみました。(縦に長い工場です。クイックすると拡大します。)
この工場では、銅以外にも、製錬時に出る亜硫酸ガスで硫酸を作っていたそうです。
やはり、足尾銅山というと、つきまとうのは光と陰・・
公害の原点、有名な足尾銅山鉱毒事件ですね。。( ̄ー ̄)
精錬で出た、煙や毒が、周りの山(村)や、
この工場の下を流れる渡良瀬川の下流の町に迷惑をかけたわけです・・。
この問題は今も現在進行中なわけで・・
↑これを読むといろいろ分かります。
最盛期の足尾は、宇都宮に次いで、県内2番目の人口だった。とか、
田中正造は天皇に直訴状を出す10年も前から、同じ事を政府に訴え続けてた、とか、
田中正造は小石マニアだったとか、知らない情報がたくさん載っています。
原爆ドームと同じで、これも“負の遺産”なのかなと思います。
後世に引き継ぐべき・・かな。
(なので、あのプランプラン具合は、早くどうにかしないと本当に朽ちちゃうゾ・・)
次に、ここからちょっと北上して、親水公園に向かってみました。
↑遠くにはさっきの廃墟が・・
↑松木渓谷
「日本のグランドキャニオンやー!」
製錬で出た煙のせいで、ここら辺はハゲ山だったみたいです。
・・もっと緑が育ちますように・・
↑ここが渡良瀬川の源流なんですね。
↑川がエメラルドグリーンでとってもキレイでした。(銅のせい?)
帰った後もあの製錬所を見たときの迫力はずっと残っていて、
今年の夏、最大のインパクト賞を進呈したいぐらいです。
なんだかまた「見に行かなくてはいけない」という気にかられてしまいました。
○足尾銅山観光
栃木県日光市足尾町通洞9-2
TEL.0288-93-3240 営業時間:9:00~16:30
○足尾製錬所
栃木県日光市足尾町本山1-1
○足尾観光協会
http://www15.ocn.ne.jp/~ashiokan/index.htm
○足尾銅山.com
http://www.ashiodozan.com/
○足尾Terrace
http://ashio.org/ashio_spot/