第651回　とぶひや〜とびやま〜　の巻

近くを通るたび看板が気になっていましたが、
なかなか立ち寄ることができず・・、今回初めて訪れてみましたよ。





まずは、とびやま歴史体験館のほうでも見学してみましょうかね。
無料なので。




不思議な武将見参！




体験館ということで、土器を作ったり甲冑を着たりもできるみたいです。
（こちらは有料ですが）




キャラクター発見！
こちらは「トビー」という飛山城のキャラクター。

着ぐるみはない様子。甲冑着てるから、いれば流行りそうだけどな。




こんな女の子キャラもいました。「きぬひめ」

飛山の白なまず伝説というのがあるらしい。
詳しくは分からなかったけど・・興味アリ。




展示コーナーのほうには飛山城のジオラマがあったり、
歴史の解説がいろいろと展示されていました。

芳賀町に近いこともあって、飛山城は芳賀氏が建てたお城だそうです。
“真岡城の番城的な位置づけ”だそうな。


しかし、戦国時代以前の時代から
ここの土地にはいろんな歴史があったそうな。



旧石器時代の遺跡や、平安時代の竪穴建物跡も発見されているらしい。

なかでも平安時代、この地には「烽家（とぶひや）」という
のろしをあげる施設があったらしいです。

とぶひや→とびや→とびやま

ということで、“飛山”という地名はこれが由来とか。




この烽家という施設、
要するに昔の通信手段として使われたもので、
この地域でなにか緊急事態が発生するとのろしを揚げ、
そののろしを見た隣りの地域がのろしを揚げ、
そのまた隣りの地域がのろしを揚げ・・とリレーをやっていって、都まで伝えたらしい。


すごいな、昔！（←いや、すごいのは今か）


ちなみにのろしをあげる施設は約20キロごとにあったそうで、
もし次のところでのろしが揚がらなかったら、結局走って伝えたんだと～。
（発見できなかった次の施設の人、超怒られただろうな・・）





こんな昔の将棋盤も展示してありましたよ。





あれ？　なんか一枚多い！？




「酔象（すいぞう）」だって！


へ～、こんな駒あったんですね。
かなりのレアキャラ。

後ろに下がれない以外は、王将と同じ動きをするらしい。


はて、強いんだか、弱いんだか・・（笑）

城史跡公園のほうにも行ってみることにしました。





園内は部分開園。
どうやら震災で崩れたところがあるらしい。




ここか。

城の防御的に、鬼怒川に面したところが急な崖になっているらしい。
なるほどねー。




園内はかなり広大！

キレイに整備されている・・とは言い切れませんが、
なかなか森林浴にはいいウォーキングコースになっていました。





おお、けっこう城跡っぽい。
（だから城跡だってば）





門とかもありました。




お城の時代と違うけど、竪穴建物も復元してありました。
中は入れなかったです。

そうか、だから城址公園じゃなくて“城史跡公園”なのね。


本当は全部回りたかったけどが、
夏はやっぱ暑いし、蚊に食われるわな・・(￣ー￣；

ということでここまでで退散。







おいしいらしいという、近くのラーメン屋さんに行きました。
「麺 藏藏（めん ざざ）」さん。

営業時間すぐに着たので一番乗り。
普段は混むのか、待ち合い用の座席がありました。




ラーメン女子が好きそうな内装でした。
机のものがいちいちカワイイ。

（でも店内は男性のが多かったけど）