ずっとやってみたいと思っていた「吹きガラス」の体験が
鹿沼で出来るというので、行ってやってきました。
場所は鹿沼市御成橋町にあるガラス工房「808 GLASS」さん。
“808”は、やおや・・じゃなくて“やまや”と読みます。
ヤマヤグラスさんです。
素敵な作品のあるギャラリーの奥に、工房がありました。
丁寧に制作体験を手伝ってくれるのは旦那さん、
そして説明は優しい奥様。
吹きガラスの体験は1回3000円で、1人1つの作品を作れます。
作れるものは、
グラス、ペーパーウェイト(ぶんちん)、小皿、一輪挿し・・など、
好きなものを選べるとのことなので、
ワタクシはアイスコーヒー用のちょい大きめのグラス、
パンダ氏は日本酒を入れる片口を作ることにしました。
透明なガラスには、色をマーブル模様や点々に入れたり、
気泡が入れられたりできるとのこと。
まずはざっくりと完成図をラフスケッチを描きます。
↑ざっくりすぎる~
マンツーマンで体験させてもらえるので、
順番にまずはパンダ氏が、次にワタクシが作りました。
これがガラスがドロドロに溶けている熔解炉。
ここからガラスを棒に巻き取ります。
ひとかたまりのガラスがトロンと棒の先に。
「おお~」
これで1200度ぐらいあるらしい。
想像できないけど、たぶんすごく熱いんだろう。(←当たり前)
この棒をぼーっと持ってるだけだと、
とろけたガラスがドローンとしてしまうので、
こうやって熱いところでクルクル回しています。
外に出すと、どんどん冷めていくので
作業自体は静かですが、スピーディーに行わないといけないので
終始テンパってました。
色がついたガラスの粒を置いておいて、
こうやってガラスにくっつけます。
先っぽを大きなピンセットみたいな道具で挟んで、
棒をクルクルクル~っと回すと、マーブルも模様になるそうです。
おお~
ガラスの整形に使う道具。
これはなにかというと、新聞紙だそうです。
厚く重ねて濡らしたもので、ガラスを触るとジュ~っと音がなりました。
焦げはするけど燃えないんだね~、不思議。
さて、メインイベント(?)のガラスを吹く作業です。
風船の感覚で、力入れて吹くと割れちゃうんじゃないか?と思って
おっかなびっくり控えめに吹いていると
「けっこう強く吹いていいですよー」というので、力を入れて吹いたのですが
「あれ?」
あまり膨らんでいる感覚がない。難しいな~。
意外と膨らますのには力が必要でした。
「プ~ク~」
膨らむとなんかうれしいよね。
これは気泡を入れている作業。
じっくり場所を考えたいけど、回しながらだからそんな暇がない~
ワタクシはグラスを作ったので、
中が膨らんだ状態でこうやって、ぶらんぶらんしました。
どんどん伸びていきます。
おもしろ~い。
棒を底に付け替えてもらって、グラスの口部分を広げている作業。
大きなピンセットみたいな道具をゆっくり広げていきます。
力加減が難しかった。
なんとか形になりました。
底に付けた棒とグラスの間に傷をつけて
棒をコンコンコンとすると、ポロっとはずれました。
「おお~」
ぱっと見、もう完成!って感じでしたが、
それでもまだ600度ぐらいあるらしい。。(;°皿°)
ここからゆっくり温度を下げてって、やっと完成となるそうです。
なので、すぐ持ち帰りはできません。
後日、出来上がった作品を取りに行きました。
意識したわけじゃないのですが、
どちらも緑っぽくて、シリーズ作品みたいになってましたね。
(違うんですけどね・・f^_^;)
これでアイスコーヒーを飲むぞ!
「吹きガラス体験」初めてだったので緊張しました。
難しい作業はやってもらえるので、
かいつまんでいろんな作業を体験しましたが、なかなか楽しかったです。
陶芸のように粘土じゃないから、
細かいところを何度も直すとかガラスは出来ないので、
ほんとその時の一瞬のひらめき!って感じでしたね~。
ガラスっておもしろい素材だなと思いました。
○808 GLASS
http://studio.808glassworks.com/
栃木県鹿沼市御成橋町1-2263-6
TEL.0289-74-5100
※ワークショップ(体験)は要予約(土、日、祝日)で3000円です。
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