前回からひきつづき、冬の県北探訪〜その2。
国道294号をそのまま北上し、那須町へ。
珍しい水路橋を見に行ってみました。
・・とっても寒い・・雪も降っている。
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
この橋は、上に水が流れている水路橋です。
さらに、道路を交差していて、車が下を通れるようになっている、
県内でも珍しいスポット。
膳棚水路橋(ぜんだなすいろきょう)は土木遺産にも認定されています。
この橋は、東京電力株式会社の前身である塩那電気株式会社が大正10年、
近くにある黒川発電所の導水路水路橋として建設したもので、
下部構造は3本のコンクリート橋脚にX形の筋交いの入った
鉄筋コンクリートラーメン構造となっているそうです。
ラーメン構造??
どの辺がラーメン?
調べてみたら、ラーメン構造というのは、「拉麺」ではなく、
ドイツ語の「Rahmen(額縁の意味)」から来ている建築用語だそうです。^^;
柱と梁が交わる部分を固く留め、変形を抑えた構造形式のことだそうです。
現在も稼働しているものは数が少ないとか。
土木遺産登録されたのは、
この独創的な造形美が土木遺産認定の理由だそうです。
一応、記念写真も撮りました。
(寒そう)
山間部を貫く導水路は、大部分がトンネルだそうですが、
ここの区間は平地のために、地上に出てくる貴重なスポットです。
下から見ても音が聞こえないけど、
上から見たら、ちゃんと水が流れていました。
冬だけどなかなかの水量。
水は再びトンネルへ入っていきました。
同じように、市の堀用水の導水路でも水路橋になっているところが一部あり、
ちょっと比較したいなと思って見に来たスポットなのです。
それは近々「たかマガ」でご紹介予定です。
○膳棚水路橋
栃木県那須郡那須町稲沢1046
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