アメブロをやっていると、
マイページの上のところに
「今日のトピックス」というのが出てきて、
日々更新されている皆さんのアメブロの記事が
ヤフーニュースみたいに出てくるんですが、
なんだか最近
病気のブログがやたら多い・・。
(アメブロってそういう方向性になったの??)
特に、若い方で大病されたりとか、
大きな障害を持ったお子さんや赤ちゃんの闘病だったり。
皆さんそれぞれの境遇でがんばっているんだよな〜と
ブログを読んでは、心の中で声援を送っている反面、
陰々滅々とした気分にもなります。
あんまり気持ちの暗くなる記事を読むもんじゃないね、
と自制しつつ・・。
宮藤官九郎さんもラジオで言ってたけど、
ネットってどんどん情報が出てくるから、
潜在的に自分が思っている情報を探して、それを信じてしまうから、
気分が落ちる時は、ネットを見ないほうがいいって。
ほんとうそう思います。
宮藤さん自身、新型コロナにかかって、復帰された後、
ネットでやたら「コロナ 後遺症」が話題になってて、
心配してわざわざ病院の先生に聞きに行ったとか。
先生曰く「ネットの情報を鵜呑みにしないでください」と言われたとか。
(現時点で後遺症はないそうです)
で、現在、昔、別に書いていた個人ブログを閉鎖するのに伴い、
このブログに記事を引っ越す作業をしているんですが、
昔、子宮筋腫の手術をした時の日記が残っていました。
しかも、すげー中途半端なところで記事が終わってて、
途中で終わっているという、ずさんな管理体制。
まあ〜その程度だったのでしょう(爆)。
ちなみに私はこの子宮筋腫摘出手術後、
結果的に2人子どもを授かり、無事出産しました。
ゆえにハッピーエンドなので、ご安心ください。←?
※注意:10年前の話です。
ーー
この記事は、肉まんじゅう(子宮筋腫)を
手術~妊娠~出産するまでの超個人的な覚え書きです。
~年表~
2010年春 病院で子宮筋腫発見(この時は子宮腺筋症と誤診)
2010年秋 別の病院で子宮筋腫と診断
2011年1月 大病院で子宮筋腫摘出(開腹)
2011年5月 完治
2012年3月 第1子出産
2018年4月 第2子出産
「肉まんじゅう日記」
「子宮腺筋症」だった
この前、婦人科検診を受けに行ったのですが、
病院で「子宮腺筋症」と診断されました。
「子宮がどんどん大きくなる病気だから、妊娠・出産は早いほうがいいよ」
とさらっと言われました。
なんじゃそりゃ。
ネットでいろいろ調べてみたところ、
薬を飲んで治すか、子宮を全部取っちゃうかしか治療がないらしい。
まだ子ども産んでないので、取る選択肢はできないよねー。
自覚症状があったかといえば、ない。
強いていえば生理の量が多いってことだろうか。
(あまり他人と比較できないから、わからん)
生理痛も人並み程度だと思っていたので。
以前勤めていた会社に、会社休むほどひどい生理痛の人もいたので、
それと比べると全然だなって感じに考えていました。
とりあえず、しばらくピルを処方してもらい、
様子を見ることになりました。
ーー
「最近引っ越したアパートの周りに、やたら婦人科が多い件。」
なんで?
ここは婦人科エリアなのか?
ということで、近所の新しそうな産婦人科を予約して
ピルの処方と子宮の経過を診てもらうことにしました。
そしたら、すごいことが発覚!
以前診断されたのは「子宮腺筋症」だったのですが、
今回の診断は「これは子宮筋腫ですね」。
だって!
そ〜んな誤診あるの?!
腫瘍が大きいので、子宮が大きく見えたのが
誤診につながったのでしょうか??
筋腫は良性の腫瘍なので取れば治るらしい。
そのままでも妊娠・出産はできるようなのですが、
大きさが大きさなので、
今度ちゃんと検査をしてもらうことになりました。
ーー
「MRI検査」
こないだ初めて「MRI検査」というものをしました。
というのも、数ヶ月前
婦人科で子宮の様子を見てもらったら
「3つ筋腫がありますね。」と言われたからです。
「ええ!!3つも?!」
と驚いてしまいました。
今まで自覚症状なんて全然なかったので。
まあでも、思い当たる点としては
・生理の量が多かった
・生理痛がひどい時がたまにあった(バファリンを飲めば治る)
ぐらいでしょうか。
でも、正直“生理の量”なんて
他の人と比べられないじゃないですか・・。
だから「多いなぁ」とは思っても、
病院で見てもらうほどではないと思っていたのです。
で、子宮筋腫というのは悪性の腫瘍ではなく
良性の腫瘍なので、たとえあっても
「要観察」とかになることが多いみたいなんですが、
・腫瘍の1つが大きめ(なにより3つある)
・妊娠した場合、胎児の邪魔をして早産のおそれがある
ということで、まだ妊娠前だし
手術で取ってしまおうという方向になりました。
しかし、診てもらった病院では手術はできないらしく、
大きい病院に紹介状を書いてもらい、
そこに入院して手術することになりました。
で、そこで取った「MRI検査」の写真がこれです。
私の断面、こわっ!
なんだか子宮以外にも、
肛門やら大事なところ(局部)とか
いろいろ写っちゃってますが・・(笑)
お腹の下のあたりにある「黒い丸い影」が子宮筋腫らしいです。
一番大きなものは6センチもありました。
※初めて病院の超音波検査で発見された時は、
6センチぐらいだったのが
術前にまた診てもらったら、
8センチぐらいに大きくなっていました。
せ、成長してる!!
これはもう早く取ってしまいたい!
ということで、手術は来年早々行う予定にしました。
ーー
「腹腔鏡手術と開腹手術」
子宮筋腫の手術をするのに、
腹腔鏡(ふくくうきょう)手術と開腹手術の
2通りあると言われました。
「希望はありますか?」と聞かれたので、
メリットとデメリットを聞いたら、
先生がすごい分かりやすい説明をしてくれました。
腹腔鏡手術は、
小さい穴にフォークとナイフをつっこんで、
中の食べ物をちょっとずつカットしながら食べる方法だと。
穴(傷跡)は小さくてすむけど、カメラで中身を確認しながらだから、
めちゃくちゃ時間かかる。
開腹手術は、
ガバッて開いて、バクバク食う感じです、と。
肉眼で見るから、カメラでは分からないものも除去できる、と。
腹腔鏡より大きく切ります。入院期間も長いです。
説明を聞いたら絶対、開腹手術のがいいじゃん!てなった(笑)。
どちらにせよ、腫瘍が大きいので
開腹手術のほうをおすすめされたんですけどね。
で、開腹手術に決まりました。
ーー
「入院1日目」
入院1日目。
まだ手術前なので平凡なもんです。
普通なご飯を昼夜食べる。
麻酔科の先生がさかなくんに似ていた。
ぎょぎょ!
どうしてもベッドにいると眠くなります。
なので、昨日ずっと昼寝してた。f^_^;)
ーー
「入院2日目」
入院2日目。
肉まんじゅう無事除去しました。
手術前の全身麻酔は、注射で一瞬で眠らされました。
起きたら、手術終わってました。
当たり前ですが…
3時間30分ぐらいで無事終了したようです。
3つだと思われていた腫瘍は、
小さいものも含めると全部で5つあったらしい(!!)。
一応良性だとは思いますが、念のためにと、
病理検査に回されました。
(後日補足:その後、無事良性でした。良かった)
手術後、当日は麻酔の後だったので朦朧としてました。
そして、気づいたら白いタイツのようなものをはいていました。
これ↑
足の先が穴が空いていて、靴下ではない不思議なくつ下。
これはエコノミー症候群を予防するもので、
ずっとベッドに寝たきりの場合に、
足に血栓ができないようにはくフリーサイズの“医療用くつ下”らしいです。
(後日補足:むくみ防止にもなるため、出産前のむくみにも役に立つ代物でした。)
「弾性ストッキング」という名前でAmazonでも買えるよ↑
痛み止めの薬を自分で点滴から入れるシステムで、
何だかんだずっと痛くて、ずっとボタン押してたら、
朝起きたら無くなってました。(-。-;
その夜は、1時間ごとに看護士さんが来て、
熱と血圧を測りに来てくれて、
自分も大変だったけど、夜勤の看護士さんて大変だなぁと、
同性ながら思ってしまいました。
ほんと、好きじゃないと続かないだろうな…。
ーー
「入院3日目」
入院3日目。
ずっとベッドで寝てました。
おしっこの管を朝から抜かれたので、
トイレまでは歩いていきました。
それがよぼよぼばあさんみたいにしか歩けないのなんのって。
自分にがっかり。
けど、仕方ありません。
次の日は、もっと歩けるようになりました。
そしてこの日からご飯がやっとでました。
が、相変わらず腹は痛い。
なんていうか、腹っていうか、脚の付け根の
リンパの部分が痛いんですよねー。
で、今までずっとしていた点滴が外れました。
先ほど風呂もOKになり、着々と回復しています。
部屋は4人いる相部屋なのですが、
私以外の方はどうやら話の感じ、
みんな婦人科系のがん治療らしい・・。
いろいろな大きな病院で治療してきた経緯や、
よくわからない専門用語(ステージ●とか)の話で盛り上がっていた。
自分が一番若いし、手術したんでもう回復を待つだけだしで、
なんだか「すいません・・」て感じです。
ーー
「退院しました」
無事退院しました。
ちゃんと一日ごとに書けばよかったなあと
今更後悔。なので、これはまたあとで編集するかも。
手術のことをブログに書いたといったら、
親に呆れられました(笑)。
取った腫瘍も親に撮影を頼んだので、
「まさかこの写真もブログに載せんじゃないよな⁈」
と釘をさされました(苦笑)。
…うーむ、どうかな(笑)。
ーー
↑
肉まんじゅう日記、ここで終わっていました。
中途半端!!
なんという三日坊主感。
思い出す限り、
退院後は、しばらく寝て起きたりの動作でおなかの痛みは続きましたが、
その後は痛みもなくなり、普通に生活できるようになりましたよ〜。
そして半年後の検査で無事「完治」をもらい、
その1か月後ぐらいには、第1子を妊娠できました。
めでたしめでたし。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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