最終日に行ったのでもう終わってしまったのですが、
宇都宮美術館で「メスキータ展」を観てきました。
美術館はうつのみや文化の森の中にあり、
駐車場からけっこう歩きます。
セミがすごい鳴いていた。
マスクも暑い日はきついですね。
検温&消毒していざ入場。
こちらは撮影OKゾーン。
後ろには違う作品も。
メスキータさんの作品は
単純化された白と黒で構成された画面の作品(版画)が主でした。
恐れ多くも、メスキータさんを存じ上げなかったのですが、
時代は19世紀末〜20世紀初頭にオランダで活躍した
画家、版画家さんだそうです。
ユダヤ人だったメスキータは、
第二次世界大戦の時、アウシュヴィッツ強制収容所に連行され、
そこで生涯を閉じたそうです。
サブタイトルにもある
「だまし絵」でおなじみのエッシャー。
2人の関係性は、
メスキータが美術学校で教えていた中の
教え子の一人がエッシャーだったそうです。
エッシャーは、先生だったメスキータが連行されたことを知り、
彼の作品を戦争中守り抜き、後生に残したということです。
このサブタイトル「エッシャーが、命懸けで守った男。」
というのは、そういう意味だったんですね。
外に出たら、キレイなチョウチョがいました。
なかなか飛び立たないので、いっぱい撮影してあげました。
帰りに丘の上にある作品に近づいてみようと、
ウサギの銅像?を見てきました。
タイトル「ホスピタリティー(歓迎)」だって。
作品名は「ウサギ」じゃないんだね。
○宇都宮美術館
栃木県宇都宮市長岡町1077
【過去の宇都宮美術館の記事】