第815回 奥那須の秘湯・北温泉に泊まる の巻(前)からのつづきです。
まず向かったのは、
この温泉に着くと最初に目に飛び込んでくるカオススポット。
その名も「泳ぎ湯」。
∑(゚Д゚)
なんだか人が入ってないと池みたいですね。
というか、釣り堀??
ここ北温泉の屋外には巨大な温泉プールがあるのです。
プール風の露天風呂とでもいいましょうか。
しかしなんでまたこんな山奥に、こんな施設を作ったのでしょう??
ここに大きいプール作っちゃおうぜ的なノリだったんでしょうか。
作った当時・・いやいや現在でも、相当斬新なレジャースポットです。
滑り台もあるし(笑)
手前の小さいプールははちょっと浅くなっていて、滑り台付き。
奥の広い方は本当にプールみたいに深くなってました。
いざ入水。
うお!
入ってみると、下がヌルっとしていて、すべりそうになりました。(爆)
掃除は・・してるのかな~・・( ̄ー ̄;
と思わず考えてしまいましたが、
源泉掛け流しプールだから仕方ないのかもしれませんね。
お湯はぬるめ。温水プールぐらいでしょうか。
冬じゃ寒いかもしれませんね。
こちらは水着でも裸でも入浴OKとのことで、
子供や女性は水着で、男性はマッパで入浴していました。
ちなみにワタクシと娘は水着で入りました。(笑)
娘を泳がす夫。
(不思議な光景。これはプールじゃなくて露天風呂である。)
楽しんでいた娘の顔がだんだん真顔になっていく。
こっちはけっこう深いので、娘はお気に召さなかった様子。
手前の浅いプールのほうがお気に入りのようでした。
ちなみにこの泳ぎ湯は映画「テルマエ・ロマエ」でも効果的に使われております。
毒をもられたルシウスが温泉を飲まされ、
治癒するシーンがここです。
劇中では奥の「滑り台」が、よしずで隠されています。
あると変ですもんね・・f^_^;
それをなくすことにより、湯畑みたいな感じを醸しているという
まさに撮影マジック。(まさかここがプールだとは誰も思わないでしょう)
ちなみに劇中に「温泉たまごあります」の看板が出ていますが、
北温泉では温泉たまごは売っていませんでした。
あしからず。
プールで泳いだ後は、脱衣所と併設されている内湯。
ここはちょうど良い湯加減でした。
夕食まで時間があるので、次は屋内探検&温泉巡り。
館内のいろんな場所に、温泉が点在しています。
こちらは表紙のイラストにも描きました、その名も「天狗の湯」
そもそもこの北温泉というのは、
宝亀年間(770~)の頃、
日光山から出羽の国へ行く途中の大天狗が発見した温泉
といういい伝えがあるそうなのです。
天狗様に見張られながら入浴するという、なんとも荘厳な「天狗の湯」。
さっそく入ろうと思ったのですが、なんとここは混浴!
∑(゚Д゚)
・・ま、まあ前に大分の泥湯で混浴には入ったし、
別にへるもんじゃないので入ろうかとも思ったのですが(爆)、
お湯が熱めだったので、今回は子供もいたし諦めました。
となりには不動の湯(うたせ湯)もありました。
天狗の湯の先にあるのが、家族
風呂となぜか鬼子母神。
こちらが鬼子母神。
ここにお参りすると子宝に恵まれるらしい。
お参りした女性の絵馬も飾ってありました。
なかなか知られざる子宝スポットかもしれませんね。
で、こちらが「ぬる湯」という名の家族風呂。
内鍵がかけられるので、空いていればグループでの入浴も可能
とのことだったんですが、
“ぬる湯”という名前にしては熱湯すぎて、こちらも入れませんでした。
残念・・。
たぶん奥に水道もあったので、
時間があれば水でうめて入れたんでしょうけどね~。(-。-;)
代わりに「河原の湯」に入ってきました。
こちらは男女別で湯加減もちょうどいい露天風呂でした。
しかし写真を撮り忘れたので、部屋にあったパンフレットでご勘弁。
暗くなってから入ると満天の夜空が見られるそうです。
夕食は広間でみんな集まって食べました。
こちらの部屋もいろんなものがそこかしこに飾ってあり、
なかなかカオスな雰囲気でした。
夕食はこんな感じ。
アユの甘露煮と鶏の照り焼き、えびしんじょ、煮物・・など。
普通においしかったです。
一番格安の部屋を選んだのですが、
みんなメニューは一緒だったのかな~?
あ、ネコが移動している!!
ひとしきり絡んだ後で、この日は早めに就寝しました。
次の日。
蚊との戦い(前編参照)から一夜明け(笑)、
皆の無事を確認し安堵していると
娘が突然外を指さし「ニャーニャー」と言いだしました。
昨日のネコが屋根に・・いやいやそんなまさか。
ここは2階だぞ?!
(あのネコにそんな元気が)
と半信半疑で外を覗くと
本当にネコちゃんが、屋根の上にいるではありませんか!!
「あ~慣れてるね~」
でもよく見ると昨日のネコと顔が違う。
宿の方に聞いてみたら、
こちらは二代目のモモちゃんだそうで。
屋根にも上ったりするそうです。
昨日行けなかった謎の場所も探訪。
こちらは温泉神社への参道。
宿の中から、奥の神社へ階段で上がっていけるようになっています。
距離がどのくらいあるのか分からないので、行くのはやめときました。
ちなみに参拝前はここで足を洗って行ってくださいとのこと。
玄関前にず~っとチロチロと流れている水音はここだったのか。
屋内にも祀ってありました。
朝風呂も入ってきました。
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こちらは女性専用の展望風呂「芽の湯」
実は昨晩も来たのですが、暗くて撮影失敗したので再訪。
女性専用風呂というからには、洗面所でもあるのかな?
と期待して来てみましたが、こちらも浴槽だけでした~f^_^;
手前にはかけ湯のような場所もあります。
なんだかここもすげー熱かったなぁ。
ちょっとでギブ(x_x;)
そんな感じで、温泉のほうはどこも基本入浴メインのお風呂でしたね。
体を洗ったり、洗髪とかはあまり期待しないほうが良さそう・・f^_^;
って感じでした。
でもそれが「湯治場」ってことなのかもしれません。
まだ小さい子連れは早かったかな・・と思いつつ、
ひと夏のいい思い出にはなりました。
中の置物とか、温泉神社とか、
もっと隅々まで探訪したかったので再訪できたらいいなぁ。
でも今度泊まる時は、新しい部屋に泊まろう・・(笑)
なにより公式ホームページが
カオス臭がすごいので、是非みてみてください。
○北温泉
http://www9.ocn.ne.jp/~kitanoyu/mokuj.htm
栃木県那須郡那須町湯本151
ケータイは圏外だったけど、
Wi-Fiがつながるので、ネットはできました。
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