この日は、かくれスポットの桜公園に行ってみました。
場所は、
東武宇都宮横の通り、日光街道と
平成通りが交わる交差点「滝沢病院前」のバス停からすぐのところです。
目印はこの道標。ここから左へ曲がります。
細い路地を入ると、どこからともなく、桜の嵐が・・
駐車場にある桜。
その奥に公園があるのですが、ここからは通り抜けられません。
少し進むと、
狭い路地と立派な桜があります。
そこには
「宇都宮城主戸田家菩提所 英厳寺史跡」
という石碑が立ってます。
墓所? 寺?
そして、
英厳寺児童公園・・ 公園!!?
入り口があまりにも狭いので、見過ごしてしまいそうな
かなりレアな公園です。
もはや、児童の気配は・・ない。σ(^_^;)
桜舞い散る狭い路地を突き当たり、右へ進むと、
寺・・なのに、鳥居がありました。f^_^;
裏面にワープかな、これ・・。
奥に進むと、
そこには、お墓がありました。
震災で被害があったのか、立ち入り禁止のテープが巻かれてました。
このお墓は、戸田忠恕(ただゆき)の墓です。
おもしろいのがこのお墓
なんと墓石に、亀さんがいるのです。
亀さんが墓石を支えてる、とでもいいましょうか・・f^_^;
初めて見ましたこんな墓石。かなり、ユニークだと思うんですが。
ただ、なんで亀なのかは説明を読んでも書いてなかった・・
そこでピンと来たのが、宇都宮市の市章です。
↑宇都宮市の市章
この市章は、かつて宇都宮城が、
亀が丘城といわれたのにちなみ、
亀甲形と宇都宮の「宮」の文字を図案化したもの
だそうです。
なので、この“亀が丘城”ってのが、なにか関係があるのかな?
と勝手に推測いたしました。
(詳細、知っている人いたら教えてね)
あ、それとも忠恕さんが亀好きだったんか・・?(笑)
この亀お墓の隣にあるのは、
同じく戸田家、忠友(最後の城主)のお墓。
この震災で、一番被害がある墓石でした。
これは早く修復しないと・・!(´Д`;)
そして、公園の奥には
大きなイヌツゲという木が残っています。
ここには、昔約1万坪の広大な英厳寺(えいがんじ)という
お寺があったそうです。
戊辰戦争の際に焼失してしまい、廃寺になったそうで、
現在は、この墓石群とこのイヌツゲが残されています。
このイヌツゲ、ここまで大きいのは珍しいようです。
5~6月に小さな白い花が咲く、
と書いてあるので、覚えておきましょう。
○英厳寺児童公園(戸田家菩提所英厳寺史跡)
栃木県宇都宮市花房本町2