【前回からのつづき】
県北横断の旅、
日光からつづいてやって来た
第2弾は「塩原」です。
まずは、塩原に来たら絶対見たい~!と思っていたこちら、
「源三窟」(げんざんくつ)という鍾乳洞です。
鍾乳洞といっても、どちらかというと史跡でしょうか。
この鍾乳洞にはある言い伝えがあるとか・・。
↑いつもここの前を通るたび、気になっていた顔出し看板。
やっと今回できました。(´∀`)b
「源三窟」に入るには、階段を上っていきます。(上にも車で行けるみたいです)
で、「源三窟」とはなんぞや・・と。
なになに「源」と付いているだけあって、「源氏」に関係あるらしいぞ・・
源頼朝によく思われてなかった義経は奥州に追われますが、
その家来だった源有綱(みなもとのありつな)さんが、
ここの洞窟に隠れていたようです。
へー。
なんか「落ち武者」っていうと、
パッと思いつくのが「平家!」って感じですが
源氏も落ちてたんですね。(←落ちてたって何だ)
湯西川は平氏、塩原は源氏なのか・・。
源有綱のお墓もありました。
さて、鍾乳洞に入ろう!
と思ったら、入り口でおばちゃんに
「これで100円引になりますから、どうですか~?」
と割引券付きのパンフレット渡されました。
(言われなくとも、入る気マンマンだったのに…)
ありがとう!おばさん!!
ありがとう!100円引き!!(*゜▽゜ノノ゛☆
いざ入場。
あそうそう、
なんか今年10年ぶりに中身がリニューアルされたらしいです。
といってもその前に来たことがなかったので、
どこかどう変わったか詳しくレポできないのが残念ですが・・(´・ω・`)
(と思ったら、poolさんのブログにリニューアル前のレポがありました)
なんでも、今夏の電力不足に備え
展示照明をLEDに替えたので、中が以前より涼しくなったとか・・
こちらが、源三窟の入り口。なんか派手です。(笑)
入ると、なぜか
一休さんがっ!!
ここに来て、まさかのキャストです。(゜д゜)
塩原と一休、なんか関係あったっけ?
はたまた一休と源氏?・・いや、時代が合わねぇ!
そんな疑問をさておき、
ほがらかに「源三窟」の説明(←自動音声です)を始める一休さん。
「この鍾乳洞には、源有綱が隠れ住んでいたんだよ~」
「洞窟内の滝に流れる水で、米を研いで生活
していたんだよ~」
「とぎ汁が洞窟の外に流れているのを発見されてしまったんだよ~」
「ボクなら、無洗米を使うけどネ!」
(((((((((゜д゜;)))・・・・ま、
まさかのブラックとんち!!( ̄□ ̄;)!!
いや~、しょっぱなからカマしていただきました。
ここからは階段で、どんどん下へ。
お、なかなか涼しい~。
さすが鍾乳洞、自然のクーラーです。
滝の流れる音がしてきました。
これが「米洗いの滝」ですね。
↑いや、説明されなくても・・。
米をとぐ武将。
せっかくなので、かっこよくしてみた。(←特に意味はない)
ん?なんかひそひそ話が聞こえるぞ・・
おっと、ここにも人形が。「落人の生活ぶり」の再現。
「早くこんなところから出たいな~」
「再起をはからなくてはな・・」
↑なんか楽しそうじゃんか(笑ってるし)
なぜかこのシーン、
「足尾銅山観光」のあのシーンを彷彿させました。
↑このシーン(第30回 足尾銅山は楽しい銅! の巻参照)
洞窟トーク(笑)。
なんか通ずるものがあります。
有綱神社なる小さな祠もありました。
順路はどんどん、下へ進んでいきます。
狭くて、階段が急でなかなかアドベンチャー。
ここは「こうもりの窟」
えっ?!こうもり(°Д°;≡°Д°;)キャー
と思ったら、現在は絶滅しているそうです。
後半は、こちらの鍾乳洞ができるまでの説明がいろいろありました。
今から数十万年前、ここら辺一帯は塩原湖という湖の中だったらしい。
その後の噴火の地殻変動で出来た石灰岩台地を、
雨水が時間をかけて溶かし、現在の鍾乳洞が形成されたようです。
昔はもっと広い鍾乳洞だったようですが、
江戸時代に起きた大地震により崩壊したようです。
もう終わりかなと思ったら、まだありました人形。
再起を計りいざ出陣
・・ですが、その前に見つかってあわれな最後を遂げたそうな・・
あ~あ、やっぱり使ってれば良かったのにな~、無洗米(笑)
そろそろ出口かな。
全長は50メートルぐらいの短い鍾乳洞でしたが、なかなか楽しめました♪
なんか最後に、怖がらせポイントが。
鍾乳洞を出たら、宝物館がありました。
いろんな武具や、塩原にまつわる文化人の資料館になっていました。
化石もいっぱい飾ってありました。
と、ここで衝撃のブツが!
洞内より発見された鎧兜・・
それとともにあった説明が、
昔この鎧兜を撮った写真が心霊写真だったそうで、
「これは源有綱の亡霊だ~~」
というもの・・
テレビ番組でも取り上げられたとか。
>どうですか・・| 壁 |д・) み。さん (←直接指名!)
ワタクシは、なんにもそういう力がないので、
さっぱり感じませんでしたが・・
まあでもこの説明を読みますると、
洞内から出してここに陳列されてからは、
そういう現象は現れなくなった・・と書いてありました。ヽ(;´ω`)ノ
というか、最後におみやげ屋さんにいた
ネコちゃんのが驚いたってゆーの!!
いきなりレジの横から「ヌクッ!」と。
このネコ、前うちで飼ってたネコにそ~っくりでビビった。Σ(・ω・ノ)ノ!
う~ん、慣れてんなーおまえ。(。・ω・)ノ゙ゴロゴロ
ということで、源三窟鑑賞レポでした。
○史跡鍾乳洞 源三窟
http://genzankutsu.com/index.html
栃木県那須塩原市塩原1118
TEL.0287-32-2338
開園時間/午前8:30~午後5:00(4月~11月)
大人/700円
つづく