栃木の珍スポット&B級スポット

第921回 グッドバイ鬼怒川秘宝殿 の巻(下)

中編よりつづき

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿ひばらさん 鬼怒川

※注意※
今回の記事はたぶん全体的にアダルティな内容になりますので、
ブログをよんでるちびっ子たち(←いるのかな?)は、
お父さんとお母さんによく相談してから読んでね!

↓↓↓

前編後編でまとめられず、3部構成になってしまった。
(どんだけ)

ひきつづき、展示ゾーン「競下野国春情色歴」をお楽しみください。

「坂東武者出征前夜」

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿
※これも写真は小さくしておきましょう~

これは分かりやすいですかね。

出征前の武者が奥さんにしばらく会えない(死ぬかも知れない)
前日の夜になんだかをしている様子を表現した
シーンでございますね、ええ。

男性、甲冑のままかよ!

そういうツッコミをいれて面白がる。

お、だんだん秘宝殿の楽しみ方が分かってきました(笑)

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

万葉集に載っている下野国出身の防人が詠んだ歌が
モチーフらしい。

締めくくりが

「彼らの生涯はただ荒々しいだけのものだけであったのだろうか。
戦いにおもむく坂東武者夫妻の別れ姿に、蔭の一面を探る」


・・蔭の一面を探る(笑)

なんかいちいちまじめに締めくくる、
この解説文の感じも好きになってきますね。

この調子で次。

「百花繚乱太閤幻夢」

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿
※この写真も特に小さくします

こちらの写真がけっこう鬼怒川秘宝殿の紹介として、
いろんなところで見たことがあったので、

「おお、ここか!」と感動。

豐臣秀吉がたくさんの女性を“太閤検地”しちゃってます。
(何言わす)

お金もまいてありました。

なんかこのゴージャズ感がご利益がある感じなんでしょうかね~。

秀吉がこういうことをしていた人かどうかは
知りませんが・・。

てか、豐臣秀吉ってなんか栃木と関係あったっけね?

と歴史音痴なワタクシが聞くと、
夫曰く「宇都宮氏をつぶした人」だそうです。

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

ぶれまくっててすみません。

説明によると、

日本統一の遺業を成し遂げた豐臣秀吉は、
会津を出発、会津西街道を進んで、14日目に藤原宿を通過した・・
らしい

通過だーーーーー(←ピストン西沢口調で)

さっきから史実にもとづく・・のように
一応、案内板のもとに書いてますが、
まったく根拠があるかどうかは分かりませんので、あしからず(;^_^A

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

次は暗くなってて、ここは日光街道。(ブレブレ)

「雷鳴日光街道狼籍」

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿
※この写真も小さくします

日光杉並木街道の暗がりで
かごに載せた女性に、いけないことをしている男性たちのシーン。

展示は動かないものの、女性のいやらしい声が響きます。

まあ現在でも日光街道は夜とかリアルに暗いですから、
昔はもっと暗かったんでしょうね。

で、次のシーンはいきなり時代が昭和に飛びます(笑)

「生写恋情壬生手管」

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

なんとこの展示テーマは「かんぴょう」!!

郷土色~~~~~~~~~!(笑)

かんぴょうを天日干ししているある農家の庭先風景だそうです。

「栃木県はかんぴょうが日本一の産地なんだねぇ」
それだけ覚えて帰ってください。

ああ、いやいや、
ちゃんとここにもエッチな仕掛けは隠されておりましたよ、はい。

最後の絵巻コーナーはほぼ現代?の鬼怒川温泉。

「艶容温泉郷恋花開」

露天風呂を覗き見しているシーンなんですが、
その覗き魔がなんと女性でした。

「・・さてここを舞台に、夜ごとこのようなドラマが
展開されているのだろうか?」



・・いやいや、マズいマズい(ヾノ・∀・`)

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

絵巻ゾーンが終わると、次は浮世絵コーナー。
俗に言う春画が展示されておりました。

そして、今までの和のテイストからガラリと変わって、海外へ。

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

「エロスギャラリー」!

エロス聖堂を題し、ヒンズー教の寺院などの彫刻にも
そのような彫刻が残っているということで、

すごいポーズのいろんな彫刻がたくさん並んでおりましたが、

ここまででもうけっこうお腹いっぱいになっている←
ワタクシたちは、けっこう流し見状態(爆)

やっぱり和には勝てない?!

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

次は「ラブ・サイエンス」コーナー。

ここまで来ると、資料館というか科学館です。
むしろここがまじめというべきか。

保健体育の授業のようなコーナーでした。

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

こういうのもありましたけども。

1階にもどってくると、マリリンモンローさんのような
外国のお姉さんが待っておりました。

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

本物のような体つき・・

というのも、ここにある模型たちは全部、
人体から型を取って作っているもの・・らしい。

閉館後も、展示物の買取がもう決まっているとか!!

(タイムリーにも、今日のYahoo!ニュース
「閉館した鬼怒川秘宝殿 人形の価値高く全国から引き取り希望」
より)

全国の博物館などから引き取り希望が殺到・・とのことですが、
普通の博物館・・ではないのだろうな、やっぱり( ̄_ ̄ i)

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

そして、最後にはラブシネマ上映コーナーなるものもありました。

映画館で、すっごく時代を感じる映像が流れてましたが、
タイミング悪く、入ったらもうエンドロールな感じでした。

最初から見る気力が、・・メガネとパンダにはもう無かった。

そして
展示コーナーは終わり、最後は売店がありました。

最終日ということもあり、ショウケースはほぼ空、
キーホルダーと、(たぶん残ったものをまとめられた)お楽しみ袋が
売っていたので、キーホルダーを記念に購入。
{79D2CFE6-4B8E-4FA1-87AD-3ADA6BDA7A9B:01}
でも普通にバッグに付けられるものでは・・ない(笑)

そんな感じで最後の日に行った鬼怒川秘宝殿。

長々と書いてしまいましたが、
思っていたより、かなり楽しむことができました。

ハッハッハ(;´▽`A“

ひばらさん 鬼怒川

グッドバイ「鬼怒川秘宝殿」!

33年間、お疲れ様でした。

最後までご高覧いただき、ありがとうございました。

○鬼怒川秘宝殿(2014.12.31閉館)
栃木県日光市藤原935

 

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