ちょっと遅めの夏休みを取り、「県北横断の旅」をしてきました。
とっても長くなるので(市町がまたがるので)、
エリアごとに分けて書いていく予定です。
が、最初はまだこれ宇都宮の話です。f^_^;
せっかく日光街道を通って日光に行くので、
“これ”を探しながら北上しました。
↑水のおうち
・・ではなく、「接合井」です。
日光街道を通ってると、ふと気になる人も多いでしょう。
でも立ち寄るほどでもないという・・(笑)
(まあ、近くに駐車場ないしね)
第428回 杉並木公園探訪(後)杉並木と今市浄水場 の巻で紹介した
日光市にある今市浄水場から
ここから →→→→→→→ ここへ
第375回 水道山に登ってみた の巻の時に紹介した、
戸祭の水道山までお水をひいているんですが、
その間、送水管にかかる水圧を緩和するため、
この「接合井」が設けられ、水の流れを調整しているのです。
この今市浄水場から、戸祭配水場まで
標高が約30m下がる毎に1カ所設置され、全部で6カ所あります。
こちらは一番宇都宮寄りにある「第六号接合井」
東北自動車道をもぐってすぐ、
宇都宮第一病院の手前にあります。
唯一これのみが「登録有形文化財」に登録されています。
というのも、昭和24年に起こった「今市地震」により、
残りの5カ所は倒壊してしまったとのこと。
参考:今市地震
http://www.jma-net.go.jp/utsunomiya/sub/jisinsaigai.html
昭和24年12月26日に、日光市(今市市付近)で発生した内陸地震。
マグニチュード6.2と6.4の同規模の地震が2度発生、
死者10名、負傷者163名、家屋の全半壊約3000棟の被害を出す大きな地震でした。
なので、宇都宮に一番近いこの第六号だけが唯一創設当時のままの姿なのですね。
煉瓦造りがいい感じです。
近くには行けません。
大正5年生まれ。古いけど、現役活躍中です。
なぜか近くに、農機具たちが・・
さらに北上
猪倉街道入口近くにある
りんご園にたたずむ接合井が、第五号。
こんな感じ。
あれ?正面はどこだ?
あ、こっち向きでした。
第五号接合井。
形は似てますが、やっぱ新しくなってしまったので、
第六号ほどの趣はなし・・
その後、第四~一号を探して北上していったのですが、
六号ほどのインパクトに欠けるため、
見ながら通過しちゃいました。
ということで、機会があったらコンプします。←どんなコンプ
つづく