栃木の珍スポット&B級スポット

第921回 グッドバイ鬼怒川秘宝殿 の巻(中)


(上)よりつづき



ひばらさん 鬼怒川秘宝殿ひばらさん 鬼怒川

※注意※
今回の記事はたぶん全体的にアダルティな内容になりますので、
ブログをよんでるちびっ子たち(←いるのかな?)は、
お父さんとお母さんによく相談してから読んでね!













↓↓↓


















入場口から入ると、まずいらっしゃったのがこの方。

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿
鬼怒川 お竜さんが「半か丁か」みないな格好でおまちかね。

とっても美人!っていってもマネキンですけど・・

だれかモデルの女優さんとかいるような?
そのぐらいおキレイなマネキンさんなんですが、
いかんせん、ここは秘宝殿。

写真の下は、胸ポロリとノーパン…でございました。ヘ(゚∀゚*)ノ


そのほかにも、すでにそこかしこに
いろんな卑猥なものが展示されておりました。




入場料金を払い、入場しようとすると、

ご丁寧にも「これは閉館記念の粗品です」と、
スタッフの方から小袋をいただきました。

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

中はこんなチョコレートの詰め合わせでございました。

さすが、秘宝殿!なカタチ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

入口横には、秘宝殿とは関係のない?がん除け観音の展示。

長々とご説明が書かれていましたが、要約すると
館長ががんを患った時に“竜王峡の神様からもらった霊石”だそう。


・・ほほう。


まあ、そんな“秘宝”もありつつ階段を上り、展示室へ。

2階から本格的な秘宝殿になっておりました。





まずあったのが、まじめ(←?)なコーナー

その名も「下野国性神道中双六」。
ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

要するに、県内にある“性神さま”を紹介するコーナー。

県内にある性に関する石仏、史跡などを
いたってまじめ(←??)に展示してありました。


ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

まだ序盤ですからね。

このコーナーは、あまりセクシー感(笑)が感じられず、
本当に資料館としてのノリで、どちらかというとワタクシ的には
いささか興味深く鑑賞してしまいました。



ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

いや~でも、こんなにあるんですね。


表にも出ていた通り、
ここは「下野国風俗資料館」なのであります。


ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

実物はない(と思う)ですが、レプリカや写真などで
各地の“そういう”石像やスポットの紹介がされていました。


ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

ご多分に漏れず、
那珂川町の「御前岩」もちゃんと紹介されておりました。

参照:第297回 ~R指定の岩~那珂川町探訪 の巻(3)



なんでかわかりませんが、
すごくこの写真だけ白~く焼けてました。(笑)


ひばらさん 鬼怒川秘宝殿


宇都宮の平出神社って、平出雷電神社のことかなぁ?

行ったことあるけど、そこにも性神様があったとは。



ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

こんな珍しい形のものも!

観音様が男根を抱いている道祖神だそうです。
藤原町だから現・日光市ですね。

へ~どこだろう、見に行きたいなぁ←
なんて、普通に鑑賞しちゃいましたね。



・・まあ、今後の探訪の参考にしたいと思います(笑)
で、次からはいよいよエロ色が強くなる展示コーナーなのですが、


なんだか奥が暗くなっていて、
雷鳴と太鼓が「ドンドコ、ドンドコ」聞こえてくる・・・

エロというより、お化け屋敷っぽい(((( ;°Д°))))。


おそるおそる奥に進むと

ひばらさん 鬼怒川秘宝殿


こちらでは「奉献虹見滝舞」というものが上映されていました。

鬼怒川温泉の龍王峡には虹見の滝という滝があり、
そこで舞をやっている設定。

(ロケ地が現地かは不明)

暗くて写真がうまく撮れませんでしたが、

本物の水がしたたる中(←なんだかカリブの海賊みたい)、
映像で天狗のお面を付けた男性と、
おかめのお面を付けた女性が、
“なんだかそういうカラミ”の舞を見せるというものでした。


センサーで反応して映像が始まるらしいんですが、
前編で紹介したとおり、この日は人がいっぱい来てて、
見たときはもう始まっていました。

最期か最初にその2人の人形のマネキンが出てきた、
らしいんですが、途中から見たのでマネキンを見ることができなかった。(^^ゞ



ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

というか、
ワタクシが見て回る時も、4,5組(!)のグループが入ってたんですよ。

そんなこと今まで希だったんでしょうけど、
それもこれも最期の賑わいです。




ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

で、ここからは「競下野国春情色歴」なるマネキン展示ゾーンが続きます。


時代ごとに歴史ネタにからめたワンシーンを表現しているんですが、

それが絶妙に栃木県という郷土色をからめてあるんですよ。


これが全国的にもユニークで、
こちら鬼怒川秘宝殿の特色だったらしいです。



まあ地元民からすると、そういう面から見ても
(ツッコミをいれつつ)楽しめるゾーンでした。


最初は奈良時代より

「道鏡艶夢暮壱図」


ひばらさん 鬼怒川秘宝殿
※写真は小さくしておきます。

この僧侶がどうやら道鏡さんらしい。


お経を唱えている後ろで、
なにやら男女の怪しい動きが・・

最後にはこちらのお坊さんにも、オチがちゃんとありました。(;^_^A


ひばらさん 鬼怒川秘宝殿

説明によると、
左遷された道鏡和尚が世の無情を嘆き
瞑想(妄想)している?ワンシーン・・らしい。


ウィキペディアで調べてみると、

この僧・道鏡が左遷されたのは下野国だそうで、
龍興寺(栃木県下野市)境内に道鏡の墓と伝えられる塚があるそうです。

おお、ちゃんと栃木ネタが絡めてあるネタなわけですね。
(現地では気づかなかったけど・・)

しかもウィキペディアには道鏡の姦通説や巨根説などが
唱えられいるとも書いてあってビックリ。

宝亀元年という年号も、なんだかそれっぽい感じもしますが、
ちゃんと奈良時代に存在する年号(770~781)らしい。





ちゃんとしてる!!(←してるのか?)











なんだか話がながくなりそうなので、
今日はここまで。



後半へつづく




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